麹の語源・由来
麹は、平安時代の漢和辞書『類聚名義抄』に「麹 カムタチ カムダチ」とある。このことから、「カビダチ(黴立)」→「カムダチ」→「カウダチ」→「カウヂ」と音変化したものといわれ、有力な説とされている。
麹は、平安時代の漢和辞書『類聚名義抄』に「麹 カムタチ カムダチ」とある。このことから、「カビダチ(黴立)」→「カムダチ」→「カウダチ」→「カウヂ」と音変化したものといわれ、有力な説とされている。
ボールペンは、英語「ballpoint pen」の「point」を略した語で、和製英語ともいえる。point(先端)にball(小球)がはめ込まれていることから、この名がある。ボールペンを最初
ヒイラギは葉のトゲに触れるとヒリヒリ痛むことから、「ひりひり痛む」という意味の古語「ひひらく(疼く)」に由来する。『古事記』に「比々羅木(ひひらぎ)」とあることから、「ギ」は「木」のことで、「ひひ
はさみは、動詞「挟む(はさむ)」の連用形が名詞化した語。はさみの漢字「鋏」は、金属を表す「金」と両側からはさむさまを表す「夾」の会意・形成文字。元々は、鍛冶で熱した金属を挟むのに用いる「金鋏(
タキシードは、ニューヨークにある「Tuxedo Park(タキシード・パーク)」という地名に由来する。「Tuxedo Park」は「タキシード公園」という誤訳によって「公園」の名前と誤解されがちだ
弾力があってしなやかに曲がる意味の動詞「撓う(しなう)」の連用形「撓い(しない)」に、「竹」がついた「撓い竹(しないたけ・しないだけ)」の略である。「しない竹」は竹刀を作るのに用いる、よくしなう竹
まつげの「ま」は、「まぶた」「まゆ」「まばたき」などの「ま」と同じ「目」の意味で、複合語の中で用いられる時の形。「つ」は古形の格助詞で「の」の意味。つまり、まつげは「目の毛」の意味である。
モルヒネは、オランダ語「morfine」からの外来語で、英語では「morphine」。痛みを鎮め、夢心地にするモルヒネの特徴から、ギリシャ神話に登場する夢の神「Morpheus(モルペウス・モルフ
蒙古斑の「蒙古」の意味は、「モンゴル(人)」ではなく「モンゴル人種(黄色人種)」。1885年、ドイツのエルヴィン・フォン・ベルツが、モンゴロイド(黄色人種)の特徴として「Mongolian Spo
けんちん汁は、中国の普茶料理が日本化したもので、漢字では「巻繊汁」と書く。「繊」を「ちん」と読むのは唐音。漢字からも分かるとおり、けんちん汁の「けんちん(巻繊)」は繊切りにした材料を巻いたもの
昔の求肥は、もち米の玄米で作られていたため浅黒く、牛の皮をなめしたように柔らかいことから「ぎゅうひ」と呼ばるようになり、漢字では「牛皮」や「牛肥」と書かれた。日本では仏教思想によって獣肉食を嫌った
風呂吹き大根の名は、冷ましながら食べる仕草に由来する。昔の風呂は蒸し風呂で、熱くなった体に息を吹きかけると垢を掻きやすいため、息を吹きかけ垢をこすり取る者がいた。このように、蒸し風呂で息を吹き