十日の菊の語源・由来
十日の菊の「十日」は、重陽の節句(9月9日)の翌日。重陽の節句は別名「菊の節句」と言い、菊酒を飲んだり、湯船に菊を浮かべて菊湯に入るなど、菊を用いて不老長寿を願う。その翌日に菊を準備しても遅い
十日の菊の「十日」は、重陽の節句(9月9日)の翌日。重陽の節句は別名「菊の節句」と言い、菊酒を飲んだり、湯船に菊を浮かべて菊湯に入るなど、菊を用いて不老長寿を願う。その翌日に菊を準備しても遅い
六日の菖蒲の「六日」は、端午の節句(5月5日)の翌日のこと。端午の節句は別名「菖蒲の節句」と言い、菖蒲を浸した酒を飲んだり、厄除けに菖蒲を飾ったり、菖蒲湯に入るなどする。その翌日に菖蒲を準備し
蝸牛角上の争いの「蝸牛」とは、カタツムリのこと。カタツムリの左角に国を持つ触氏と、右角に国を持つ蛮氏が、角の上で領土争いをしたという『荘子(則陽)』の寓話から出た言葉。
肖像画を描いたり、人形を作ったりする際、顔の中心にある目や鼻をつけると全体が整い、完成後のイメージがわかるようになる。そこから、大体の見通しがつくことを「目鼻がつく」と言うようになった。「明ら
「けちょんけちょん」の語源は和歌山県日高郡の方言である「けちょに」に由来しています。元々は「非常に」という意味で用いられていた「けちょに」が広がるうちに、「けちょんけちょん」と変化し、そのままの語形が
蓮っ葉は、「蓮葉(はすは)」が促音化された言葉である。「蓮葉」は軽薄や軽率の意味で、近世にも使用されている。「蓮葉」がそのような意味になった由来は、「蓮葉商ひ(蓮の葉商ひ)」といわれる。「
うさぎ小屋は、昭和54年(1979年)にEC(ヨーロッパ共同体)が出した非公式報告書『対日経済戦略報告書』の中で、日本人の住居が「rabbit hutch(うさぎ小屋)」と形容されたことから、日本では
アニスは英語「anise」からの外来語で、フランス語では「anis」、ドイツ語では「Anis」という。アニスの語源は、ギリシャ語で「アニス」と「ディル」の両植物を指す「anison」に由来するが、
ちゅうちゅうたこかいなの「ちゅう」は、すごろく用語の「重二(ぢゅうに)」が変化した語といわれる。「重二」は、2のゾロ目(サイコロの目が両方とも2の目)になることをいい、「4」を意味する。その「
こぶの語源には、昆布によって治すところからといった説もあるが、「こぶ(昆布)」と「こぶ(瘤)」を掛けた俗信に合わせたものである。盛り上がった塊が「こぶ」と呼ばれていなければ、この俗信すら生まれてい
「瑟(しつ)」は、中国古代の弦楽器で大型の琴。琴と瑟を合奏すると音がよく合うところから、夫婦の仲睦まじしさを「琴瑟相和す」とたとえて言うようになった。ただし、出典の『詩経(小雅・常棣)』には、
へっぴり腰の「へっぴり」は、「へひり」の促音添加した語。「へひり」は「屁をひる(おならをする)」の意味で、漢字では「屁っ放り腰」と表記する。恐る恐る高い所で作業したり、自信なくバッターボックス