六日の菖蒲の語源・由来

六日の菖蒲の「六日」は、端午の節句(5月5日)の翌日のこと。
端午の節句は別名「菖蒲の節句」と言い、菖蒲を浸した酒を飲んだり、厄除けに菖蒲を飾ったり、菖蒲湯に入るなどする。
その翌日に菖蒲を準備しても遅いことから、時機を逃して役に立たないことのたとえとして、「六日の菖蒲」と言うようになった。
ここで言う「菖蒲(あやめ)」は、アヤメ科のアヤメのことではなく、ショウブ科(サトイモ科)のショウブのことである。
「十日の菊」と合わせて、「六日の菖蒲、十日の菊」とも言う。

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