横柄の語源・由来
横柄は「押柄(おしから)」に由来する。押柄は押しの強い人柄を意味する語で、中世に「おうへい」と音読されるようになった。音読された「おうへい」に「横」の字を当てたのが「横柄」である。当て字に
横柄は「押柄(おしから)」に由来する。押柄は押しの強い人柄を意味する語で、中世に「おうへい」と音読されるようになった。音読された「おうへい」に「横」の字を当てたのが「横柄」である。当て字に
テストは「試験」や「実験」を意味する英語「test」からの外来語で、「土製の壺(甕)」を意味するラテン語「testum」に由来する。testの語源が「壺」や「甕」に由来するのは、testumが錬金
已己巳己は日本で作られた四字熟語で、「已」「己」「巳」のそれぞれの字形が似ているところからである。「已(い)」の意味は、止む、やめる。「己(こ・き)」は、おのれ、自分。「巳(み)」は、十二
鶏口牛後の出典は『史記』蘇秦伝。中国戦国時代、強国の秦に屈して臣下に成り下がるか、秦と戦うか迷っていた韓の恵宣王に対し、遊説家の蘇秦が「鶏口となるも牛後となるなかれ」と言って、戦う道を説いたという
漢字で「浅墓」と書くこともあるが、まったくの当て字なので、浅はかの「はか」と「墓」は関係がない。元々、浅はかは空間的に奥深くないさまを意味し、のちに意味が広がって、心が浅く考えが不十分なさまを表す
K点はドイツ語で「建築基準点」を意味する「Konstruktions Punkt」に由来する。「Konstruktion」が「建築」や「構造」、「Punkt」は英語の「point」に当たり「点」を
蘇るの語構成は、「よみ(黄泉)」+「かえる(帰る)」。死者が行くところとされる黄泉の国から帰るの意味で、生き返ることを表す。720年の『日本書紀』では「ヨミカヘリ」に「蘇生」、850年頃の天理
割愛の「割」は「断ち切る」、「愛」は「愛着の気持ち」で、漢語本来の意味は「愛着を断ち切る」である。日本では、鎌倉時代の『正法眼蔵』にある「断臂たとひ容易なりとも、この割愛は大難なるべし」の例が古く
「バズる」は、「buzz」という英語に動詞を作る「る」を付けて日本語化された言葉です。英語の「buzz」は本来、蜂や機械などが発する「ブンブン」や「ブーン」といった音を表す言葉でした。この「buzz」
齟齬は漢語由来の熟語。齟齬の「齟」は、咀嚼の「咀」と同系の語で、噛むこと。噛み砕くことを意味する。「齬」の声符「吾」は、「互(ご)」や「牙(が)」と近く、不揃いであることを表し、「歯」と「吾」
Z世代は「Generation Z(ジェネレーションZ)」の訳語で、「ジェネレーションY(Y世代)」に続く世代であることから「Z」が付く。「ジェネレーションY」は「ジェネレーションX(X世代)」に
いみなは、口にすることをはばかった名で「忌み名」の意味。漢字の「諱」は、「いむ(「忌む」の意)」とも読む。「諱」の「韋」は「違」の原字で、「諱」はぶつからないように避けて言わないことを表す。