バズるは、英語の「buzz」に動詞を作る「る」を付けて日本語化した語。
英語の「buzz」は、元々、蜂や機械などの「ブンブン」や「ブーン」という音を表した語である。
そこから、「buzz」は人のざわめきや噂話、口コミによる評判なども意味するようになった。
日本語の「バズる」は、評判の意味で使う「buzz」を応用したものである。
バズるの語源となる「buzz」を「マーケティング用語」としているものも見られるが、バズるが「バズマーケティング」という言葉と同じ頃に広く使われ始めたというだけで、以前から「buzz」は他の場面でも使われており、マーケティング用語に由来するというわけではない。
誰が「バズる」と言い始めたかという特定は難しいが、SNSで拡散されやすい話題を提供する海外から入ったニュースサイトの名前には「buzz」と付くものが多く、「バズる」の語が生まれた背景には、そのようなサイトの存在も大きく影響したと考えられる。
出典:語源由来辞典