そうは問屋が卸さないの語源・由来
「そう(然う)」は、「そのように」の意。「問屋」とは、商品を買い入れ、小売店に卸売りする業者のこと。いくら客の言い値で売れと言われても、問屋はそんな安値で卸売りしないの意味から。出典:そう
「そう(然う)」は、「そのように」の意。「問屋」とは、商品を買い入れ、小売店に卸売りする業者のこと。いくら客の言い値で売れと言われても、問屋はそんな安値で卸売りしないの意味から。出典:そう
仏像を作っても、魂を入れなければ、単なる木や石と同じであることから。転じて、物事は仕上げが最も重要であり、それが欠けたときは作った努力もむだになるということ。出典:仏作って魂入れず - 故事こ
「高み」とは、周囲より高い場所のことで、「み」は接尾語。高い場所から下にいる騒いでいる人たちを眺めるように、第三者の立場から興味本位に見ていることをいう。出典:高みの見物 - 故事ことわざ辞典
空を飛ぶ鳥でさえも地に落ちてしまうほどの勢いという意味から。出典:飛ぶ鳥を落とす勢い - 故事ことわざ辞典
しなやかなものは弱そうに見えても、かたいものの矛先をうまくそらして、結局は勝つことになるということのたとえ。『三略』には「軍神に曰く、柔は能く剛を制し、弱は能く強を制す(兵法の書にいう、柔らかいも
元は、遊女と遊客の金銭によって成り立っていた関係を表した言葉。男女の関係に限らず、世間は実利によって結ばれており、金がある時には、ちやほやしたり慕ってきた者も、金が尽きれば掌を返すように見向きもし
「有終」は、『詩経』大雅・蕩の「初め有らざるなし 克く終わり有る鮮し」から、終わりをしっかりしめくくること。出典:有終の美を飾る - 故事ことわざ辞典
熱いものでも飲み込んでしまったら(喉元のあたりを過ぎてしまったら)、その熱さを忘れてしまうことから。多くは、人間の忘れやすい性質を批判する文脈で使われる。出典:喉元過ぎれば熱さを忘れる - 故
いつまでも親が面倒をみてくれるわけではなく、親はいつか死ぬものであり、あると思っていても金は使えばなくなってしまうという意味から。誰かに頼る心を捨て、倹約を心がけて生きていけということ。出典:
一日に千里を走る名馬を買うために、使者は千金を持って出かけた。しかし使者は、すでに死んでいたその名馬の骨を五百金で買って帰ってきた。王が怒ると、使者は「死んだ馬の骨にさえ五百金も払うという噂が
明るい月夜に提灯を灯して歩いても、役に立たないどころか邪魔になることから。過ぎた贅沢などに対して使われることが多い。出典:月夜に提灯 - 故事ことわざ辞典
「莫逆」は「逆らうこと莫し(なし)」から、非常に親しい間柄を意味し、「ばくげき」とも読む。『荘子』に「四人相視て笑い、心に逆らうこと莫し。遂に相与に友と為れり(四人は互いに笑い合い、意気投合し、逆