すべての道はローマに通ずの語源・由来
ローマ帝国の全盛時代、世界各地からの道が首都ローマに通じていたことから、物事が中心に向かって集中することのたとえとしていう。17世紀、フランスの詩人ラ・フォンティーヌが書いた『寓話』の『裁判官と修
ローマ帝国の全盛時代、世界各地からの道が首都ローマに通じていたことから、物事が中心に向かって集中することのたとえとしていう。17世紀、フランスの詩人ラ・フォンティーヌが書いた『寓話』の『裁判官と修
「九死」は、全体を十として死ぬ割合が九であることから、ほとんど命が助かりそうもない危ない状態。「一生」は、生き残れる割合が一であることから、なんとか生き延びること。一命。死ぬ確率が九割もある危
水鳥が飛び立った後の水辺が、濁らずに清いままであることから。本来は「立つ鳥跡を濁さず」という。「飛ぶ鳥」を「飛んでいる鳥」と解釈すると誤用になるが、ここでの「飛ぶ」は「飛び立つ」を意味するため
「完膚」とは、傷のない完全な皮膚のこと。無傷なところが無いほど徹底的にやり込められるさまをいう。唐の王朝に反乱を起こした蒋鎮が同僚の劉廼を自分の味方にしようとしたが、口がきけないふりを装って返
「杵柄」とは、脱穀や餅つきに用いる杵の握る棒状の部分のこと。若い頃に身に付けた餅をつく腕前は、年をとっても体が覚えているため衰えないことから。出典:昔取った杵柄 - 故事ことわざ辞典
「奇貨」とは珍しい品物のことで、買っておけば値上がりするかもしれないから、今仕入れるべきだということから。「居く」は、手元にとどめておくという意味。秦の商人 呂不韋が、趙に人質となり冷遇されて
「青雲」は、高く晴れた空の意味から、高位高官、立身出世のたとえ。王勃『滕王閣序』に「窮しては且に益堅ならんとして、青雲の志を落とさず(貧乏していてもその志はますます高く、高位高官を得たいという志を
美しい花を両手に持つようということから。特に、一人の男性が二人の女性を独占している時にいう。出典:両手に花 - 故事ことわざ辞典
「匹夫」とは、身分の低い男、道理をわきまえない教養のない男のこと。孟子が「夫れ剣を撫し疾視して曰く、彼悪くんぞ敢えて我に当たらんや(刀を撫でて睨みつけ、むやみにいきり立つのは匹夫の勇というもので、
溺れかけたときはもがけばもがく程深みにはまるものであり、捨て身になって流れに身を任せれば、やがて浅瀬に立つことができるという意味から。「あれ」は「あり」の已然形で、「こそ」に呼応して已然形で結んだ
「燕雀」は、燕や雀などの小さな鳥のことで、転じて、小人物を表す。「鴻鵠」は、大鳥や白鳥など大きな鳥のことで、転じて、大人物を表す。「安んぞ」は、疑問・反語を表すのに用いられる漢文訓読語で、下に
惚れることも、惚れて苦労することも、前世からの因縁と思って諦めるしかないことを言ったことわざ。出典:惚れたが因果 - 故事ことわざ辞典