大風呂敷を広げるの語源・由来
風呂敷は包む物が何もなくても、広げた時の寸法は大きい。これが大風呂敷(大きな風呂敷)となれば、なおのこと外形だけは大きくなる。そこから、特に内容が無いのに大それたことを「大風呂敷」といい、現実
風呂敷は包む物が何もなくても、広げた時の寸法は大きい。これが大風呂敷(大きな風呂敷)となれば、なおのこと外形だけは大きくなる。そこから、特に内容が無いのに大それたことを「大風呂敷」といい、現実
焼きが回るの「焼き」は、刃物を作る際に行う「焼き入れ」のこと。焼き入れは、刃物を堅く鍛えて丈夫にし、切れ味を良くするために必要なことだが、火が回り過ぎるとかえって刃がもろくなったり、切れ味が悪くな
塗炭の「塗」は「泥水」、「炭」は「炭火」のこと。泥水や炭火にまみれるような、酷い苦しみをたとえて「塗炭の苦しみ」といった。出典は中国の『書経(仲キ之誥)』で、「有夏昏徳し、民塗炭に墜つ(王の不
泣いて馬謖を斬るの出典は、『三国志』「蜀志-馬謖伝」の故事による。馬謖は中国の三国時代の蜀(しょく)の武将で、諸葛亮(しょかつりょう)の信任をうけて参軍した人物である。馬謖は街亭の戦いで命令に
「反りが合わない」は、刀の峰の反りに関連する用語であり、人間関係にも用いられます。この「反り」は、刀の峰が反っている部分を指します。刀の「反り」が「鞘(さや)」の曲がり具合と合わないと、刀を鞘に収める
おくびにも出さないの「おくび」とは、胃の中にたまったガスが口から外に出る「げっぷ」のこと。腹の中にあるものを「おくび(げっぷ)」としてさえも出さないように、心に秘めた事を口(言葉)に出さないことに
駄々をこねるの「駄々(駄駄)」は当て字で、悔しがって地を激しく踏む「地団駄(じだんだ)」から「だだ」になったとする説と、「いやだ、いやだ」からとする説がある。「駄駄を言う」の表現や、「捏ねる(こね
あけぼのの読み・別表記曙あけぼのの意味① 夜明け。夜がほのぼのと明け始める頃。② 新しい時代が始まったり、新しく事態が展開しようとする時。語源由来辞典「あけぼの」の類語・言い換え
しらを切るの「しら」は「知らぬ」の略で、「白」は当て字という。また、「しらじらしい(白々しい)」の「しら」、「真面目」や「正気」の意味の「しら(白)」からともいわれる。「切る」は、「啖呵を切る
頭角を現すの「頭角」は、「頭の先」や「獣の角」のこと。獣の群れの中で、頭の先が他のものより抜きん出て、一際目立つ意味から生まれた語。出典は、韓愈の『柳子厚墓誌銘』にある「嶄然として頭角を見す」
鬼の霍乱「霍乱」は、もがいて手を振り回す意味の「揮霍撩乱(きかくりょうらん)」の略。日射病や暑気あたり、江戸時代には夏に起こる激しい吐き気や下痢を伴う急性の病気を「霍乱」と言った。いつもは健康
みこしは「こし(輿)」に敬意を表す接頭語の「み(御)」を添えた語。「みくじ」を「おみくじ」と言うように、さらに「お(御)」を付けて「おみこし」とも言う。みこしの「こし(輿)」の語源は、「越し」