菓子の語源・由来
菓子は、漢語で「果物」を意味した語。中国で「菓」と「果」は同字であるが、植物を強調するために「菓」の字が使われた。日本でも近世頃までは、菓子を「果物」の意味として使っていた。しかし、平安時
菓子は、漢語で「果物」を意味した語。中国で「菓」と「果」は同字であるが、植物を強調するために「菓」の字が使われた。日本でも近世頃までは、菓子を「果物」の意味として使っていた。しかし、平安時
プリンは、英語「pudding(プディング)」が音変化した語。この音変化は、単に日本人の聞き取った音が「プリン」だったとする説と、その感触からとする説がある。英語の「pudding」は、「腸」
ブロマンスは英語「bromance」からの外来語で、「bro・brother(兄弟)」と「romance(ロマンス)」からなる造語。1990年代に、スケートボード雑誌『ビッグブラザー』の編集者デイ
ソース(sauce)は、塩で味付けしたを意味するラテン語「salsus」が転じた言葉で、salsusの「sal」は英語の「salt(ソルト)」の語源でもあります。この言葉は、フランス語の「sauce」
おやつの「やつ」は、江戸時代の言葉で、午後二時から四時までをさす「八つ」である。江戸時代中期頃までは一日二食だったため、八つ刻(やつどき)に「小昼(こびる)」といって間食をしたことから、この時間の
ごぼうの特徴、栄養・効能、選び方、保存方法、旬の時期、加工品、品種など、知っておきたいごぼうの基礎知識。ごぼうの特徴ごぼうとは、キク科の根を食用とする野菜です。西アジアから地中海沿岸が原産
しょっちゅうは、「初中後(しょちゅうご)」が下略化され、さらに促音化された語。「初中後」とは中世の芸道論の言葉で、初心者から達人の域に達するまでを三段階に分けて示すものであったが、近世には「初めか
お茶を濁すは、茶道の作法をよく知らない者が程よく茶を濁らせ、それらしい抹茶に見えるよう取り繕うことから生まれた言葉である。出されたお茶の濁り具合を話題にして、その場しのぎで話を逸らすところから「お
羊羹は、鎌倉時代以降、禅宗とともに日本に伝わった。中国では漢字の通り「羊肉の羹(あつもの)」で、羊の肉を入れたお吸い物を意味する。中国で日本の羊羹と似た食べ物には、羊の肝に似せた小豆と砂糖で作
四六時中は、元々「二六時中」と言われていた。二六時中は、一日の時間を「子の刻」「丑の刻」など、干支の十二刻で表していた江戸時代の使われ方である。2×6で12となるため、一日中を意味していた。
生き馬の目を抜くは、故事などから生じたことわざではなく、素早く物事をすることを「生きた馬の目ですら抜き取ってしまうほど早い」とたとえた表現である。生き馬の目を抜くには、「他人を出し抜く」といった意
パセリは、英語「parsley」からの外来語。「parsley」は、ギリシャ語で「石」や「岩」を意味する「petro」と、「セロリ」を意味する「selinon」から成る「petroselinon(