癌の語源・由来
がんは、江戸時代の医学書に「乳岩」で見られるため、「岩」の漢字音が語源と考えられる。がんを「岩」としたのは、触ると固いしこりがあるところからと思われる。漢字の「癌」も、「岩」の異体字「嵒」に病
がんは、江戸時代の医学書に「乳岩」で見られるため、「岩」の漢字音が語源と考えられる。がんを「岩」としたのは、触ると固いしこりがあるところからと思われる。漢字の「癌」も、「岩」の異体字「嵒」に病
古くは、不届きを「ぶとどき」ともいい、文字通り「届かないこと」の意味であった。届かない対象が「法」や「道理」に当てられて、道や法にそむいた行為を意味するようになり、転じて「不埒なこと」「不注意なこ
ぬかずくは「額(ぬか)」+「突く(つく)」の語構成で、「額突く」と漢字表記する。「ぬか」は「ひたい」と同義語だが、礼拝の意味でも使われる語であった。「つく」は地面に突き当てる意味で、ぬかずく(
とっくには、早いさまを表す「とし(疾し)」の連用形「とく」が音変化した「とっく」に、格助詞の「に」が付いた語。「疾し」は、鋭いさまを表す「利し・鋭し」と同源である。「とっくに」の格助詞「に」を
コッペパンの意味紡錘形で底が平たいパン。語源由来辞典「コッペパン」の類語・類似食品パン/クッペ/ロールパン/ドッグパン/ホットドッグバンズ
首っ引きは、「首引き(くびひき)」が促音化した語。首引きとは、向き合った二人が輪にした紐を互いの首にかけ、引っ張り合って寄せられた方が負けとする遊びのこと。二人の距離が近く、懸命に向き合って行
明治初期頃の新聞は、「大新聞」と「小新聞」という区別があった。呼称は紙面の大きさの違いによるものだが、記事の内容や読者層も異なっていた。大新聞は知識人や旧士族が対象で、政治議論を主に編集された
度肝を抜くの「肝」は、肝臓や臓腑の総称であるが、それらに心があると考えられ、「心」「精神」「気力」などの意味を持つようになった。そこから「心や気力などを抜くほど、驚かせられる」といった意味で、「ど
「朝っぱら」の語源は「朝腹(あさはら)」から転じたものとされています。「朝腹」は、室町時代には既に存在し、「朝食前の空腹」を指す言葉として使用されていました。江戸時代に入ると、「朝腹」は「早朝」と同義
すっぱ抜くの「すっぱ」は、戦国時代、武家に仕えた忍者(スパイ)のことで、漢字では「素っ破」や「透っ波」と書いた。忍者は密かに行動し、情報を収集して明るみに出すことや、不意に刃物を抜くことから、出し
人いきれの「いきれ(熱れ)」は、熱気でむっとする意味の動詞「いきれる(熱れる)」の名詞形で、蒸されるような熱気を意味する。「いきれる(熱れる)」から生じた語には、「草いきれ」「熱り立つ(いきりたつ
総領の甚六の「総領」は、家名を継ぐべき子のことで、一番初めに生まれた子。特に、長男を指す。「甚六」は「お人よし」や「愚か者」をいう語で、「甚六」のみでも、のんびりしてお人よしな長男をいう。甚六