巧遅は拙速に如かずの語源・由来
「巧遅」とは、出来はよいが仕上がりまでが遅いという意味。「拙速」とは、出来はよくないが仕事が早いという意味。場合によっては、ぐずぐずしているより、上手でなくとも迅速に物事を進めるべきだというこ
「巧遅」とは、出来はよいが仕上がりまでが遅いという意味。「拙速」とは、出来はよくないが仕事が早いという意味。場合によっては、ぐずぐずしているより、上手でなくとも迅速に物事を進めるべきだというこ
汚い目やにが、同じように汚い鼻糞のを「汚い」とあざ笑う意味からいう。出典:目糞鼻糞を笑う - 故事ことわざ辞典
「鎹」とは、材木と材木をつなぎとめる「コ」の字型の釘のこと。やわらかい豆腐に鎹を打ち込んでも何の手応えもないことから、いくら意見などしても一向に効き目がないことの意味。出典:豆腐に鎹 - 故事
贔屓をし過ぎると周囲の人の反感を買い、かえってその人の迷惑になることから。「贔屓」の読みは本来「ひき」であったことから、「引き倒し」の「引き」と掛けられている。出典:贔屓の引き倒し - 故事こ
「意馬」は、激しく走り回る馬のように、気持ちが落ち着かないこと。「心猿」は、激しくわめき騒ぐ猿のように、気持ちが落ち着かないこと乱れ動く心を、奔走する馬と騒ぎ立てる猿にたとえ言葉。『参同契
他の木より早く落葉する青桐の葉が一枚落ちるのを見て、秋の到来を感じるところから。出典:桐一葉 - 故事ことわざ辞典
「燎原」とは、野原を焼くという意味。野原に火がつくと、勢いよく燃え広がって手がつけられなくなることから。『書経』に「火の原に燎えるが若く、郷邇す可からず。其れ猶お撲滅す可けんや(野原に火が燃え
「ああ」は「ああでもないこうでもない」や「ああだこうだ」など、「こう」と並べて用い、口に出して言ったり、心の中で考えた事柄を漠然とさしていう語。出典:ああ言えばこう言う - 故事ことわざ辞典
「三分」は3割で、泥棒にも盗みをしたそれなりの理由や言い分が、3割くらいはあるということから。出典:盗人にも三分の理 - 故事ことわざ辞典
聞き分けのない子(泣く子)や横暴な権力者(地頭)とは、いくら道理で争っても通じず、どうにもならないことから。「地頭」とは、平安・鎌倉時代に荘園を管理し、税金を取り立てていた役人のこと。権力を振りか
少しでも早くたくさん貰おうと欲張る乞食は、施す人にその欲深さを見透かされて反感を買い、かえって貰い分が減ってしまうことから。出典:慌てる乞食は貰いが少ない - 故事ことわざ辞典
「疾風」とは、速く激しく吹く風。「勁草」とは、風雪に耐える強い草。強い風が吹いたときに初めて、それに負けない強い草を見分けることができることから。後漢の光武帝が初めて義兵を挙げた時、旗