内緒の語源・由来
内緒は、仏教語「内証(ないしょう)」が転じた言葉。内証とは、自らの心のうちで真理を悟ることを意味するサンスクリット語の漢訳で、「自内証」ともいう。その意味が転じ、外から知ることが出来ない秘密の
内緒は、仏教語「内証(ないしょう)」が転じた言葉。内証とは、自らの心のうちで真理を悟ることを意味するサンスクリット語の漢訳で、「自内証」ともいう。その意味が転じ、外から知ることが出来ない秘密の
古く、雪駄は「せきだ(席駄)」と呼ばれていた。「席」は「むしろ」や「竹や草で編んだ履物」の意味で、「駄」は下駄などの「駄」と同じく「履物」の意味である。この「せきだ」が「せちだ」「せっだ」「せ
草履は、古代中国で藁の履物を表した語。日本で「草履」の語が見られるのは、奈良時代の『西大寺資材流記帳』が古い。平安時代の辞書『和名抄』には「草履 佐宇利」とあり、『日葡辞書』では「ジャウリ」と
下駄は中世末から見られる語で、それ以前は「足駄(あしだ)」又は「木履(ぼくり)」と呼ばれた。近世以降、上方では区別なく「下駄」と呼んでいたが、江戸では歯の高いものを「足駄」、低いものを「下駄」と呼
ふねは、水槽や大きな容器を表す古語「ふね(槽)」からとする説が有力とされている。浴槽の「湯船」や魚介類などを盛る容器をいう「舟」も、古語の「ふね(槽)」から派生したものである。ただし、容器を意
トロは脂肪分を多く含み、食べると舌の上でトロッとしたとろけるような感触があることから、こう呼ばれるようになった。この部位が「トロ」と呼ばれ始めたのは大正時代で、それ以前は「脂身」なので「アブ」と呼
古く、悲しいは「心が強く痛むさま」「切ないほどいとおしい」「かわいくてならない」「悔しい」「残念」など、マイナス面に限らず、激しく心が揺さぶられる状態をいった。悲しいの語幹「かな」には、「しかねる
カレイの語源には、一方に眼がついており体の色も左右で色が異なることから、片割れのような魚の意味で「カタワレイオ(片割れ魚)」が変化したとする説がある、しかし、これは古名を無視して考えられた俗説であ
ヒラメの名は、中世末期頃から見られ、語源には、平たい体に目が二つ並んでいることから「平目」の意味とする説。同様に、片平に目が並んでいるある魚なので、「比目魚」の意味などの説がある。しかし、古語
トカゲの語源には、戸の陰にいることから「戸陰(トカゲ)」の意味。速く走って隠れるところから、「敏駆(トカケ)」「疾隠(トカクレ)」「敏駆(トカケ)」の意味からとする説がある。戸などについて速く
イモリは漢字で「井守」と書くように、池や井戸など水のあるところを守るように棲んでいることからの名と考えられる。壁を離れないことから「居守」とする説もあるが、ヤモリと間違えたものであろう。
ピラフはトルコ料理として有名だが、米食の盛んな中近東で広く食べられるもので、原産はインドともいわれる。元々は、ペルシャ語・トルコ語で「煮た米と肉」を意味する「プラウ」や「ピラヴ」と呼ばれる料理であ