結構の語源・由来
漢語の「結構」は、建造物の構造や文章の構成など、組み立てや構成を意味する名詞である。これが日本に入り、「計画」「目論見」「支度」「準備」を意味する名詞として用いられるようになった。さらに、その
漢語の「結構」は、建造物の構造や文章の構成など、組み立てや構成を意味する名詞である。これが日本に入り、「計画」「目論見」「支度」「準備」を意味する名詞として用いられるようになった。さらに、その
さもしいは、漢語「沙門(さもん)」を形容詞化したとする説が有力とされている。「沙門」は「僧侶」を意味するサンスクリット語の「sramana」を音写した語で、托鉢僧のみすぼらしい姿から、「沙門」を形
あだ名の「あだ」は、「他のものである」「異なっている」という意味の形容詞「あだし」の「あだ」で、外から(他人が)付けた別の呼び名とする説が通説となっている。しかし、「あだし」が「他の」といった意味
「賽」は「神恩に報いる」という意味であるが、中国には「賽銭」の漢語がないため、和製漢語と考えられる。賽銭は「散銭」とも書かれ、神前に撒き散らす米(供える米)を「散米」ということから、「散米」に由来
タンポポの茎を鼓のような形に反り返らせる子供の遊びがあり、江戸時代には「タンポポ」を「ツヅミグサ(鼓草)」と呼んだことから、タンポポの語源は、鼓を叩く音を形容した「タン」「ポポ」という擬音語とする説が
柳の語源は、以下のとおり諸説ある。1.古く、矢を作る材料としており、矢を作るのに用いる細い竹を「矢の木」と言ったことから、「ヤノキ」が転じたとする説。2.「楊」の字音「ヤン(yang)」に「i
ヘビの語源には、「ハヒムシ(這虫)」の略など這うように動く様子からとする説。ヘビは脱皮をすることから、「ヘンミ(変身)」の転とする説。小動物を丸呑みするところから、「ハム(食む)」の転といった
甘いは、文語「あまし」の口語。甘い味は「美味」の意味で多く用いられることや、熟した果実の甘い味を「うまい」と表していたことから、「うまい(うまし)」が転じて「あまい(あまし)」になったと考えられる
イチイは、昔、笏の材料にしたことから、位階の「正一位」「従一位」に因んだ名というのが通説となっている。一説には、イチイの材は他の木材に比べ非常に赤いことから、「イチ」は程度の甚だしいことを意味する
かったるいは、平安時代に「カヒナダユシ」と用いられた語。「カヒナ」は「かいな(腕)」、「ダユシ」は「だるい」の意味である。「カヒナダユシ」が略された「カヒダルシ」が、音便化して「カヒダルイ」と
七輪は小型かつ燃焼効率が良く、少量の炭で足りる。そこから、ものを煮るのに炭の価が7厘程度で間に合うという意味で、「七厘」と呼ばれるようになり、円形のものが多かったことから「七輪」と当てられたとする
バスは、英語「bath」からの外来語。「bath」は、「暖めること」を意味する印欧祖語に由来する。バスの語源には、古代ローマ時代、温泉の街として発展したイギリスの「Bath(バース)」の地名に