布団の語源・由来
布団は、禅僧が座禅のときに用いる「蒲の葉」で編んだ円い敷物であった。円い蒲という意味で「蒲団」と書き、唐音で「ふとん」と読んだ。室町時代末頃になり、綿や布でくるんだ座布団のような敷物が作られ、
布団は、禅僧が座禅のときに用いる「蒲の葉」で編んだ円い敷物であった。円い蒲という意味で「蒲団」と書き、唐音で「ふとん」と読んだ。室町時代末頃になり、綿や布でくるんだ座布団のような敷物が作られ、
大器晩成の出典は、中国『老子』の41章「大方無隅、大器晩成」。鐘や鼎のような大きな器は簡単に出来上がらず、完成するまでに時間がかかるという意味に解釈されている。しかし、『老子』の大器晩成は「無
いじめは、動詞「いじめる(苛める・虐める)」を名詞化した語。「いじめる」は「いじる」からか、「いじ(意地)」の活用と考えられるが断定は難しい。「囲締(いじめ)」の意味からといった説もあるが、い
プロポーズは、英語「propose」からの外来語。ラテン語で「前に置く」「見えるところに置く」を意味する「proponere」が、フランス語で「propose」となり、英語に入って「propose
この料理名は、平安時代に行われていた「田楽」という芸能に由来する。芸能としての「田楽」は、田植えの際に豊作を祈り、田の神を祭って歌い舞った「田舞(たまい)」が発達した芸能で、鎌倉末期まで流行したが
レモンは、英語「lemon」からの外来語。元は、ヒンドゥー語「limbu」で、それがアラビア語に入って「laimun」「limun」と呼ぶようになり、ラテン語で「limo」となった。更に、フラ
パンナコッタは、イタリア語「panna cotta」からの外来語。「panna(パンナ)」が「生クリーム」、「cotta(コッタ)」が「煮た」を意味するが、ここでは「cooked」に近く、「pan
あさりの語源には、「アサリガイ(求食貝)」の意味。「浅い水に棲む貝」の意味。「サリ」は「砂利」と同語で「砂中にいる貝」の意味など諸説ある。あさりは古代から代表的な食用貝とされ、潮干狩りの主要な獲物
しもやけは、霜に触れた時のように、皮膚が焼けた感じになるところからであろう。しもやけは寒さのために起こるものなので、霜は「霜の降りるような寒い時」の意味も含まれていると考えられる。平安時代には
デザートは、英語「dessert」からの外来語。「dessert」はフランス語の「dessert」に由来し、「dessert」は「食事を下げる」「食卓を片付ける」を意味する「desservir」に
夫人の「夫」は、元々は「扶」であったと考えられている。「扶」は「手」と「音符夫」からなる字で、手の指を脇の下にぴったりと当てて支えることを表す。「扶」の「夫」は発音を示すのみで意味はないが、夫
おととしの「おと」は、「おととい(一昨日)」の「おと」と同じく、遠方を意味する古語「おち・をち(遠)」に由来する。「おち・をち(遠)」は、空間的に遠いことを表したが、時間的にも遠いことを表すように