梅の語源・由来
梅は実を薬用にする「烏梅(うばい)」の形で、中国から伝来したといわれる。中国語では「ムエイ」のような発音だったものを、日本人が「うめ」と聞き取ったために「うめ」と呼ばれるようになった。梅を「む
梅は実を薬用にする「烏梅(うばい)」の形で、中国から伝来したといわれる。中国語では「ムエイ」のような発音だったものを、日本人が「うめ」と聞き取ったために「うめ」と呼ばれるようになった。梅を「む
鳶職の呼称は、鳥のトビが優雅に飛ぶように、高いところを動き回る姿からではない。鳶職は、彼らが持っている「鳶口(とびぐち)」という道具の名前に由来する。鳶口とは、トビの口ばしに似た鉄製の鋭い鉤(
岐阜市は、近世の町名に由来する。岐阜の由来詳細は、「岐阜県」にて解説。
サルビアは、ラテン語「Salvia」からの外来語。「salvia」は、「無傷」「安全」を意味する古い印欧祖語「solwo-」から生じた、「健康な」「安全な」を意味するラテン語「salvus」に由来
なにとぞは、代名詞の「何」に格助詞の「と」と係助詞「ぞ」が付いた語。本来、漢字表記するならば「何とぞ」となるが、「とぞ」に「卒」が当てられ「何卒」と表記する。「卒」の漢字は、「卒業」など、終わ
紅一点は、中国の王安石の詩『詠柘榴』の「万緑叢中紅一点(ばんりょくそうちゅうこういってん)」の句に由来する。この句は、万緑が一面の緑、叢中は草むらの中、紅一点は紅色の一輪の花(ザクロ)の意味で、一
けものは「毛物」の意味。けだものは「毛の物」の意味で、「だ」が「の」を示す助詞になっている語には「くだもの(果物)」があり、「水無月」や「神無月」の「な(無)」にも通じる。現代では他人を卑しめ
ハードボイルドは、英語「hard-boiled」からの外来語で、元来は、卵などの「固茹で」を意味する形容詞である。この複合形容詞が現れるのは18世紀頃からで、当初は卵の茹で方を表すのみであったが、
イチョウは、葉がカモの水掻きに似ていることから、中国では「鴨脚」と言い、「イチャオ」「ヤチャオ」「ヤーチャオ」「ヤーチャウ」などと発音された。これが日本に入り、「イーチャウ」を経て「イチョウ」にな
「みの」の「み」は体の「身」と思われるが、「の」については特定が難しい。代表的な語源説には、「ミニ(身担)」や「ミニ(身荷)」「ミヌ(身布)」の転、「ミニナフ(身荷)」や「ミオホ(身覆)」の意味、
たたかうの語源には、「叩く」の未然形に反復・継続の助動詞「フ」がついた語。「タタキアフ(叩き合う)」の音変化。「タタキカハス(叩き交わす)」の意味などがある。「たたかう」が「叩き続ける」の
すばるは、「多くのものをひとつにまとめる」「統一する」という意味の「統べる(すべる)」の自動詞「統ばる(すばる)」に由来する。この星団が「統べる」に由来するのは、古くから、王者の象徴、農耕の星とし