カラスの語源・由来
カラスの語源には、「黒シ」の転とする説と、鳴き声に由来する説があり、いずれの説も「ス(シ)」はウグイスやホトトギスなどと同様に鳥類を表す接尾語。『万葉集』には「烏とふ 大をそ鳥の まさでにも 来ま
カラスの語源には、「黒シ」の転とする説と、鳴き声に由来する説があり、いずれの説も「ス(シ)」はウグイスやホトトギスなどと同様に鳥類を表す接尾語。『万葉集』には「烏とふ 大をそ鳥の まさでにも 来ま
捕らぬ狸の皮算用の「算用」とは、金銭など数や量を計算することで「勘定」の意味。まだ狸を捕らえていないうちから、狸が手に入るものと決め付け、狸の皮がどれくらい取れ、その皮がいくらで売れるか儲けの計算
黄昏を古くは「たそかれ」と言い、江戸時代以降「たそがれ」となった。「たそかれ(たそがれ)」の語源は、「誰そ彼」である。薄暗くなった夕方は人の顔が見分けにくく、「誰だあれは」という意味で「誰そ彼
じょうろは「水の噴出」を意味するポルトガル語「jorro」、もしくは、同じくポルトガル語で「水差し」を意味する「jarra」からと考えられる。「じょろ」とも呼ばれていたため、水が出る時の「じょろじ
月の満ち欠けを基準とした太陰暦では、旧暦15日の夜は満月になるため特別の夜とされ、1月15日の小正月、2月15日の祈念祭など一年を通じて満月の日に祭りを行う例が見られる。特に、旧暦8月15日の夜は
キャンセルは、英語「cancel」からの外来語。「cancel」の語源は、ラテン語で「格子」を意味する「cancer」で、ローマ人が格子状の線を引いて、文字を抹消する習慣があったことに由来する。
岡山は、鎌倉時代より見られる名。地名の由来は、城周辺の小高い丘を「岡山」と呼んだことにちなむ。
「うんこ」の語源は、いきむ声の「うん」に接尾語「こ」が付いた言葉です。一部では「阿吽」の「吽(うん)」との関連も指摘されています。この説によれば、中国仏教で大小便を「吽」、大小便の溜まり場を「吽置(う
竜(龍)は呉音で「りゅう」、漢音では「りょう」といい、「たつ」は日本での読み方である。竜を「たつ」というのは、身を立てて天に昇ることから、「たつ(立・起)」また「たちのぼる(立ち昇る)」の意味とす
ライラックは、英語「lilac」からの外来語。「lilac」は、フランス語名の「lilas(リラ)」が変化した語である。「lilac」「lilas」を遡ると、スペイン語「lilac」、アラビア
エイプリルフールの由来は諸説あるが、最も伝えられているエイプリルフール起源説は、フランスのグレゴリオ暦採用である。フランスでは新年を4月1日として祭りを開催していたが、1564年にフランス国王シャ
「兎に角」は、「とかく」の当て字「兎角」を模した表現であり、仏教の語源である「兎角亀毛」に由来します。ただし、「兎角亀毛」の意味は、現実に存在しない兎に角や亀に毛があることから、あり得ないもののたとえ