十五夜の語源・由来

月の満ち欠けを基準とした太陰暦では、旧暦15日の夜は満月になるため特別の夜とされ、1月15日の小正月、2月15日の祈念祭など一年を通じて満月の日に祭りを行う例が見られる。
特に、旧暦8月15日の夜は「中秋の名月」と呼び、月見に最適とされ、酒宴を催し、詩歌を詠む習わしがあった。
民間では、十五夜に月見団子・里芋・豆・栗・柿などを供えたり、ススキや秋の草花を飾って月を祭られた。
十五夜の月を「芋名月」と呼ぶのは、この時期に収穫される里芋を供えるためで、月見団子はその芋の代わりといわれる。

出典:十五夜 – 語源由来辞典

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