信太寿司の語源・由来
信太寿司の「信太(しのだ)」は、信太の森の伝説(「葛の葉」や「信太妻」とも)に掛けたものである。この伝説は、信太の森(現在の大阪府和泉市信太山にある森で、葛の葉稲荷神社となっているところ)に住む女
信太寿司の「信太(しのだ)」は、信太の森の伝説(「葛の葉」や「信太妻」とも)に掛けたものである。この伝説は、信太の森(現在の大阪府和泉市信太山にある森で、葛の葉稲荷神社となっているところ)に住む女
ケンサキイカは、本州中部から九州にかけて多く獲れるイカで、長崎県の五島が主産地である。五島で多く獲れるイカの意味から、「ゴトウイカ」と呼ばれるようになった。
フリソデヤナギは、明暦3年(1657年)、江戸で起こった大火災「振袖火事(明暦の大火の別名)」の火元「本妙寺」の境内でこの種が発見されたことから、「振袖火事の火元にあった柳」の意味で「フリソデヤナギ」
御幣担ぎの「御幣」とは、紙や布を細長く切って細長い木に挟み、神前に供えたり神主がお祓いする時に用いる祭具で、本来は「御幣帛(ごへいはく)」や「御幣束(ごへいそく)」と言う。御幣を担いで不吉なものを
正面を切るは、歌舞伎用語からの説が有力である。歌舞伎では、客席(正面)を向いて見得を切ることを「面(おもて)を切る」や「向かふ(むかふ)を切る」と言い、「正面を切る」も同様の表現と考えられる。
「飛兎」と「竜文」は共に、足の速い優れた馬、駿馬の名前である。才知のすぐれた子供をそのような駿馬にたとえ、「飛兎竜文」と表すようになった。
シャッポは、帽子を意味するフランス語「chapeau」からの外来語。古くから降参することを「兜を脱ぐ」といったことから、「兜」を「帽子(シャッポ)」に見立てていったもの。「シャッポだ」だけでも
明治5年(1872年)の徴兵令『太政官布告』で、兵役義務を「血税」と称したことに由来する。「血」は戦役で血を流す意味で、国民が負わなければならない兵役の義務をいったものだが、血を絞り採られるものと
割り下は、「割り下地」の略。「下地」は基礎となるものを意味し、料理用語としては味付けの元となるもので、特に醤油を指す語である。「割り」はそのまま「割る」という意味で、みりんなど他の調味料やだし
灰汁の語源には、「飽く(飽きる)」の「アク」、「あくどし(あくどい)」の「アク」がある。「灰汁が強い文章」といった表現や、容姿や性格が洗練される意味で「灰汁が抜ける」とも使うため、「あくどし」が有
烏口は、二枚の刃からなるペン先の形が、カラスのくちばしに似ていることからの名前。中国語圏では、アヒルのくちばしにたとえ「鴨嘴筆(ヤーズイビー)」という。英語では「烏口」や「鴨嘴筆」のように鳥の
ヤマナラシは、長い葉柄を持ち、広卵形の葉が互生している。この葉はわずかな風にもゆらぎ、そのゆらぎで葉が触れ合い、音を立てる。山で音を鳴らすの意味から、「ヤマナラシ」の名がついた。