頑張るの語源・由来
江戸時代から見られる語で、漢字の「頑張る」は当て字である。がんばるの語源には、二通りの説がある。ひとつは「眼張る(がんはる)」が転じて「がんばる」になったとする説。これは、「目をつける」や
江戸時代から見られる語で、漢字の「頑張る」は当て字である。がんばるの語源には、二通りの説がある。ひとつは「眼張る(がんはる)」が転じて「がんばる」になったとする説。これは、「目をつける」や
五里霧中は、後漢の張楷が、五里(約19.6km)にわたる霧を起こし、自分の姿をくらます道教の秘術「五里霧」を好んで使ったという、中国の『後漢書(張楷伝)』の故事に由来する。五里四方にわたる霧の中に
凄いの語源には、「じかに」の意味を表す副詞「すぐ(直)」の形容詞化説。度を越していることを表す「すぐ(過ぐ)」の形容詞化説や、古く、強く恐ろしいことを表した「しこ(醜)」に通じる説がある。凄い
阿吽の呼吸の「阿吽」は、サンスクリット語「a-hum」の音写であり、「阿」は口を開き、「吽」は口を閉じて発する声を指します。この言葉は、「呼気」と「吸気」の意味となり、両者が息を合わせることを表現して
優しいは、動詞「やす(痩す)」の形容詞形で、身が痩せ細るような思いであることを表した語である。平安時代、他人や世間に対して引け目を感じながら振る舞う様子から、「控え目である」「つつましやかである」
レトロは、英語「retro」からの外来語で、「retrospective(レトロスペクティブ)」の略。「retrospective」は「回顧的な」「追憶にふける」など過去を懐かしむさまを意味し、「
胡散臭いは、怪しいさまを意味する「胡散」に、「らしい」を意味する接尾語の「臭い」をつけて形容詞化された語で、近世以降に見られる言葉である。胡散の語源には、「疑わしい」を意味する漢語「胡乱(うろん)
腑に落ちないの「腑」は、「はらわた」「臓腑」のこと。「腑」は「考え」や「心が宿るところ」と考えられ、「心」「心の底」という意味がある。そこから、「人の意見などが心に入ってこない(納得できない)
大童は、髪の乱れの形容から生まれた言葉である。「童(わらわ)」は元服前の子供(3歳から10歳くらい)のことであるが、子供が髪を束ねないで垂らしているその髪型もいう。大人はきちんと髪を結っている
「しゃにむに」は、18世紀半ばに見られる語。「しゃにむに」と意味や語形が似ている言葉で、17世紀半ばに見られる「しゃりむり(差理無理)」があるため、「しゃにむに」は「しゃりむり」が音変化した語と考
けじめの語源は諸説あるが、囲碁用語の「けち(結・闕)」からとする説、「けちえん(掲焉)」の説、「わかちめ(分目)」の説のいずれかと思われる。囲碁用語の「けち(結・闕)」は、対局の終盤で決まらない目
メリハリの読み・別表記めりはり/減り張り/乙張りメリハリの意味緩るめることと張りること。音の高低。抑揚。物事の強弱や緩急をはっきりさせること。語源由来辞典「メリハリ」の類語・言い換え