おとといの語源・由来
おとといは「おとつい(をとつひ)」が転じた語で、現代でも「おとつい」と言う地方がある。「おと(をと)」は、遠方を意味する古語「おち・をち(遠)」に由来し、「つ」は「の」を表す助詞、「い(ひ)」は「
おとといは「おとつい(をとつひ)」が転じた語で、現代でも「おとつい」と言う地方がある。「おと(をと)」は、遠方を意味する古語「おち・をち(遠)」に由来し、「つ」は「の」を表す助詞、「い(ひ)」は「
デマは、「扇動」「扇動政治」を指すドイツ語の「デマゴギー(Demagogie)」を略した言葉であり、「出任せ(でまかせ)」の略ではありません。この言葉は日本においては昭和初期頃から広く使用されてい
相撲では「序ノ口」と表記し、始まったばかりを意味する時は「序の口」と表記することが多い。序ノ口は番付に初めて記される位なので、「上り口」という意味から古くは「上ノ口」と表記されていた。「上ノ口
冥加の「冥」は、「暗い」「覆われて光がないさま」のことで、死後に行くといわれる「冥界」や「冥土」の「冥」も同様の意味からである。「加」は「神仏の加護」のことで、冥加は隠れていて見聞きできないところ
半畳は、江戸時代の芝居小屋で敷く、畳半分ほどの茣蓙(ござ)のこと。現在の座席指定料のようなもので、昔の芝居小屋の客席は土間であったため、観客が入場料として半畳を買い、これを敷いて見物していた。
地下足袋の語源は、履物を履かず直(じか)に土を踏む足袋の意味から。「地下」と書くのは当て字であるが、「地面」の意味も込められていると思われる。地下足袋を「ちかたび」と呼ぶ地域もあるが、「じかた
食指が動くの「食指」とは、「人差し指」のこと。出典は、中国の史書『春秋』の注釈書『春秋左氏伝』の故事である。その故事とは、鄭(てい)の子公が霊公を訪ねる途中で、自分の人差し指が動いたのを見て、
ダイヤモンドの語源は、その硬さに由来する。ダイヤモンドは、天然の物質の中で最高の硬さを誇ることから、「何にも征服できない」を意味するギリシャ語で「adamazein」と呼ばれた。「adamaz
釘を刺すは、日本建築の工法に由来する。古く日本の木造建築は、釘を使わず木材に穴を開けて、それぞれの木材をはめ込む工法であった。はめ込むだけでは不安なので、鎌倉時代頃から、念のために釘で固定する
めどの語源は、植物の「メドハギ(蓍萩)」の古名「メド」からと考えられている。易占いで使う細い竹製の棒を「筮竹(ぜいちく)」というが、昔は筮竹にメドハギが使われており、この棒を「メド」や「メドギ(メ
こたつの漢字は「炬燵」や「火燵」のほか、古くは「火榻」とも書かれたが、いずれも中国にはない表記である。こたつは室町時代に禅宗から広まったもので、漢字の「炬燵」や「火榻」は、禅僧の発案と考えられてい
ぬかは、「ヌケカハ(脱皮)」の意味と考えられる。『和名抄』にも「糠 米皮也」とあるように、玄米が皮を覆った米とするならば、精米は皮が脱がされたもので、糠は脱がされた皮にあたる。