億劫の語源・由来
億劫は元仏教語で、非常に長い時間を表した。億劫の「劫」はサンスクリット語「kalpa」の音写で、古代インドで最長の時間の単位。「一劫」の長さは、100年に一度、天女が高い岩山に舞い降りてきて羽
億劫は元仏教語で、非常に長い時間を表した。億劫の「劫」はサンスクリット語「kalpa」の音写で、古代インドで最長の時間の単位。「一劫」の長さは、100年に一度、天女が高い岩山に舞い降りてきて羽
アスパラガスは、英語「asparagus」からの外来語。「新芽」を意味するギリシャ語の「aspáragos」や、ラテン語の「aspáragus」に由来する。ギリシャ語やラテン語の語源は、「新芽
模造紙は、局紙を模造した洋紙が元になっているものである。局紙とは、明治元年に大蔵省印刷局で抄造(製造)された三椏(ミツマタ)が原料の和紙のこと。この局紙がヨーロッパへ輸出され、オーストリアの製
刹那は、サンスクリット語「kṣaṇa」の音写で、漢訳は「念」という。仏教語で「刹那」は時間の最小単位を意味し、その時間には、75分の1秒を「一刹那」とする説や、指を1回弾く間に60あるいは65あり
びっくりの語源は、第一次世界大戦でドイツが負けた際、ドイツ人捕虜が「Wirklich(本当に?)」と叫んだことからとする説が、テレビのクイズ番組で取り上げられ広まった。しかし、既に室町時代には見ら
クエン酸の「クエン」とは、中国語で「シトロン(マルブシュカン)」を指す「枸櫞(くえん)」のこと。日本では、シトロン以外にも酸味のあるレモン類を表す言葉として「枸櫞」が用いられていた。この化合物
ごぼうは、古く薬草として中国から伝来したもので、漢語の「牛蒡」が語源。ごぼうの歴史的仮名遣いは「ゴバウ」である。古く、日本ではごぼうを「キタキス」「ウマフフキ(ウマフブキ)」ともいった。
はんぺんの語源は諸説あり、江戸時代の駿河(現在の静岡)の料理人「半平(はんぺい)」によって作られたことからとする説が有名であるが、それ以前の文献に「かまぼこのはんぺん」の呼称が見られるため、名前に由来
「もしもし」は、「申し」を連ねて短縮された言葉で、江戸時代には「申し」が単独で使われていました。初期の電話が導入された当初、電話を持っていたのは高級官僚や実業家など限られた階層でした。このため、電話の
ちり鍋は、幕末から明治にかけ、刺身を食べない西洋人が熱湯につけて食べたのが始まりという。新鮮な切り身を熱い湯の中に入れると、身がちりちりと縮むことから「ちり鍋」と名付けられた。豚肉のちり鍋は、
ちゃんこの語源は、以下の通り二説ある。ひとつは、江戸時代に長崎巡業へ行った際、中国から長崎に伝わった板金製の鍋「チャンクオ」の料理法を取り入れたため、「チャンクオ」が訛ったとする説。もうひとつ
里芋の渡来は古く、奈良時代には栽培されていたといわれる。元々「イモ(奈良時代は「ウモ」)」と呼ばれるものは、山で採れる「山芋」のことを指し、それと区別するために、「里で栽培される芋」の意味で「里芋