煩悩の犬は追えども去らずの語源・由来
「煩悩」とは、仏教の教義の一つで、人の心身を悩ませ苦しめる精神の働きのこと。煩悩は犬と同じように、人間にまとわりついて、なかなか離れないものであることから。出典:煩悩の犬は追えども去らず -
「煩悩」とは、仏教の教義の一つで、人の心身を悩ませ苦しめる精神の働きのこと。煩悩は犬と同じように、人間にまとわりついて、なかなか離れないものであることから。出典:煩悩の犬は追えども去らず -
お腹いっぱいまで食べるよりも、腹八分目程度に抑えて食べるほうが体には良い。暴飲暴食を戒めていうことわざ。出典:腹八分目に医者いらず - 故事ことわざ辞典
「遠慮」とは、将来まで見通した深い考えのこと。「近憂」とは、身近な憂い事をいう。出典:遠慮なければ近憂あり - 故事ことわざ辞典
射撃が下手でも、数多く撃っているうちにまぐれで命中することもあることから。根気よく回数を重ねることで、いつかは成功するという肯定的な意味で使う場合と、回数が多ければ多いほど、当たる確率は高くなるの
「喪家」とは、喪中の家。「狗」は、「犬」のこと。喪中の家では、悲しみのあまり飼い犬に餌をやることも忘れ、犬はやせ衰えていくことから、やせ衰えて元気のない人のたとえ。また、「喪家」は「家を失
世の中が良く治まって平和なときでも、常に乱世になったときのことを考えて準備を怠ってはいけないということ。孔子の言葉として、『易経・繁辞伝』に「是の故に君子は安くして危うきを忘れず、治にして乱を忘れ
踊らせようとして笛を吹いても、誰も踊り出さないの意から。『新約聖書・マタイ伝・11章』の「僕たちは君たちのために笛を吹いたのに踊ってくれなかった。葬式の歌を歌ったのに、悲しんでくれなかった」に由来
一度にありったけの知恵を出しきってしまうと、困ったときに打つ手が何もなくなってしまうから、知恵は必要に応じて少しずつ出したほうがよいという意味。出典:知恵は小出しにせよ - 故事ことわざ辞典
「烏帽子」とは、成人男子が用いた帽子のこと。烏帽子は黒塗りが普通であるが、一家の主人が赤い烏帽子が好きだと言えば、それが奇妙なものであっても家族は従わねばならないという意味から。主人が無理を言
敵の大将を屈服させるには、まずその大将が乗っている馬を射れば良いということから転じて、目的を達成するためには、まず周辺から片付けていくのが成功への早道だという意味。杜甫の詩『前出塞九首』にある「弓
自分の体を抓ってみれば、他人が抓られたときの痛みが理解できるように、どんなことでも自分自身の身に引き比べ、人を思いやる心を持つべきだということ。また、自分がされて嫌なことは、人にもするなということ
天災はその恐ろしさを忘れた頃にまた起こるものであるから、用心を怠らないこと・油断は禁物であるという戒め。物理学者で文学者の寺田寅彦のことばとして紹介されている。出典:天災は忘れた頃にやってくる