他力本願の語源・由来
他力本願は、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人によって広められた仏教語。「他力」は「自力」の反意語となるが、ここでは「阿弥陀仏の力」を意味する。「本願」は阿弥陀仏が善悪を問わず、生命のある全ての存在
他力本願は、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人によって広められた仏教語。「他力」は「自力」の反意語となるが、ここでは「阿弥陀仏の力」を意味する。「本願」は阿弥陀仏が善悪を問わず、生命のある全ての存在
「狸寝入り」という言葉は、江戸時代の文献にも見られます。タヌキは臆病な動物で、驚いた時には倒れて一時的に気を失い、眠ったようになります。昔からタヌキは人を騙すと思われており、この姿をタヌキが人を騙すた
イタチの語源は諸説あるが、代表的な説は以下のとおりである。1.魚を捕らえるのが上手く、食い尽くしてしまうため「ウオタチ(魚絶ち)」の説。2.イタチは体毛が赤く、前足を上げて立ち上がった姿が火柱
音楽は、「音を楽しむ」や「楽しい音」の意味からではない。音楽の「音」は歌声、「楽」は楽器の発する音を意味する。古くから「音楽」の語は見られるが、現代でいう「音楽」に相当する語は「楽」であった。
レストランは、フランス語「restaurant」からの外来語。フランス語の「restaurant」は、ラテン語で「良好な状態にする」を意味する「instauro」、「再度」「良い状態にする」「回復
つまりは、動詞「詰まる」の連用形が名詞で「詰まり」となり、行き止まりや隅、最後のところなど、場所の終わりを表すようになった。そこから、物事の結末や最後も意味するようになり、それが副詞に転用され、「
無駄の「駄」は荷役に使う馬のことで、馬に荷物を乗せずに歩くのは何の役にも立たないところから、「無駄」と言うようになったという説が流布されているが、これは「お駄賃」の語源をヒントに作られたつまらない俗説
一石二鳥は、イギリスのことわざ「To kill two birds with one stone.(一つの石で二羽の鳥を殺す)」を翻訳した四字熟語。このことわざを中国では「一挙両得」と訳しており、
「イケメン」の語源は、「イケてる」(=かっこいい、容姿が素敵な)の略に、「面」または「men」を組み合わせたものと言われています。通常、男性を指すならば複数形の「men」ではなく「man」が使われるべ
「完璧」の語源は、平らで中央に孔のあいた宝玉を指す「璧(へき)」から派生しています。元来の意味では、「傷のない玉」を表しており、完璧とは欠点や傷が一切ない状態を指しています。この語が現在の意味で使われ
阿鼻叫喚は、「阿鼻地獄」と「叫喚地獄」を合わせた仏語である。阿鼻はサンスクリット語「avici」の音写「阿鼻旨」の略で、「無間(ひっきりなしであることの意)」と漢訳し、「阿鼻地獄」や「無間地獄」と
阿呆の語源は、秦の始皇帝が異常に大きな宮殿「阿房宮」を建てたことからとする説が多い。この説にも二通りの話があり、ひとつは「阿房宮」は項羽に焼かれたが、あきれたほど馬鹿でかく、全焼するまでに3ヵ月も