もみじの語源・由来
元々、もみじは「もみち」と呼ばれていた。秋に草木が赤や黄色に変わることを「もみつ(紅葉つ・黄葉つ)」や「もみづ」といい、その連用形で名詞化したのが「もみち」である。平安時代に入り、「もみち」は
元々、もみじは「もみち」と呼ばれていた。秋に草木が赤や黄色に変わることを「もみつ(紅葉つ・黄葉つ)」や「もみづ」といい、その連用形で名詞化したのが「もみち」である。平安時代に入り、「もみち」は
差し金の語源には、ふたつの説がある。ひとつは、歌舞伎で、黒塗りの竿の先に針金をつけ、チョウや鳥などの小動物を操るための小道具を「差し金」と言ったことから。もうひとつは、人形浄瑠璃で、人形の手首
ユリの語源は、風に吹かれて花がゆらゆらすることから「ユリ(揺り)」の意味のほか、「ヤヘククリネ(八重括根)」の意味、花が傾くことから「ユルミ(緩み)」の意味、鱗茎が寄り重なることから「ヨリ(寄り)」な
蛇口は、その形がヘビに似ていることから付いた名前ではない。日本で初めて水道が開設されたのは明治20年の横浜で、道路の脇に設置された共用栓から水が供給されていた。当時の共用栓はイギリスからの輸入
バラは、「茨・荊・棘(イバラ)」の「い」が抜けた語。バラやカラタチなどトゲのある低木を「イバラ」と言うが、古くは「バラ」も同様の意味で使われていた。やがて、バラ属の植物を「バラ」、トゲのある低
ほうれん草は、江戸時代初期に中国から渡来したもので、名前も中国名に由来する。中国ではほうれん草を「菠薐」と称し、「ポーレン」や「ホリン」のような発音であるため、日本では「ほうれん」となり、「草」が
ニュースは、英語の「NEWS」からの外来語。NEWSの語源には、東西南北で起きた出来事を集めて伝えることから、「North(北)」「East(東)」「West(西)」「South(南)」のそれぞれ
現在のグランドピアノの原型は、イタリアの楽器製作家バルトロメオ・クリストフォリが、チェンバロのボディを活用して製作したものに始まる。この楽器は「ピアノとフォルテが出せるチェンバロ(弱い音と強い音を
「エッチ」は、「変態」をローマ字で表した「hentai」の頭文字であり、1960年代頃から女子高生や女子大生などの間で隠語として使用されていた言葉です。初期の「エッチ」の意味について、「ホモセクシャル
あじさいは、古く「あづさヰ(あぢさヰ)」であった。「あづ(あぢ)」は集まるさまを意味し、特に小さいものが集まることを表す語。「さヰ」は「真藍(さあい)」の約、もしくは接頭語の「さ」と「藍(あい
支度の「支」には「はかる」「計算する」の意味があり、「度」も「はかる」という意味で、支度は「見積もる」「計算する」というのが原義である。このような意味から、日本では「準備する」「用意する」の意味に
売るの語源は、品物や権利の代わりにお金を得るところから、「うる(得)」もしくは「うある(得有)」の意味であろう。売ると物が少なくなるところから「うすらぐ(薄らぐ)」の変化説もあるが、売ることは物が