支度の語源・由来

支度の「支」には「はかる」「計算する」の意味があり、「度」も「はかる」という意味で、支度は「見積もる」「計算する」というのが原義である。
このような意味から、日本では「準備する」「用意する」の意味に転じ、近世以降には、外出などのために身なりを整える意味で用いられるようになり、「身支度」や「旅支度」などの複合語も生まれた。

したくの漢字は、語源のとおりの「支度」と書くが、当て字で「仕度」とも書く。
「仕」は 動詞「する(為る)」の連用形「し」の当て字で、特別な意味を持たせて「仕度」としている訳ではないため、「支度」と「仕度」に意味の違いはなく、使用場面に応じた使い分けもされていない。

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