トンボの語源・由来
トンボの最も古い呼称は、奈良時代の「アキヅ(秋津)」で、その後「セイレイ・カゲロフ(蜻蛉)」、「ヱンバ(恵無波)」の語が現れる。古くは「トンバウ」の語形で、平安末期には「トウバウ」「トバウ」などが
トンボの最も古い呼称は、奈良時代の「アキヅ(秋津)」で、その後「セイレイ・カゲロフ(蜻蛉)」、「ヱンバ(恵無波)」の語が現れる。古くは「トンバウ」の語形で、平安末期には「トウバウ」「トバウ」などが
スミレの語源は「墨入れ」の意味で、花の形が「墨壺」に似ていることに由来する説が通説となっている。しかし、スミレと墨壺はあまり似ておらず、疑問視されている。墨壺とは大具道具の一種で、墨を含ませた
うなぎのぼりの語源には、以下の通り二説あり、いずれもウナギの性質に由来する。ひとつは、ウナギは急流であっても水の少ないところであっても、まっすぐ上に向かって登っていくことからとする説。もうひと
ゴキブリは、「御器噛り(ごきかぶり)」が転じた語。御器とは食物を盛るための椀のことで、噛りは「かぶりつく」など「かじる」意味である。ゴキブリは残飯だけでなく、椀までかじってしまうことから、この
月の語源には、太陽に次いで光り輝くことから「つぎ・つく(次)」の意味とする説や、月に一度輝きが尽きるところから「つき(尽き)」とする説がある。月は信仰の対象で、特に満月が信仰されていたことから、「
「お茶の子」は、お茶うけとして提供される茶菓子で、手軽に楽しむことができることから、日常の簡単な出来事を指すたとえとして浸透しています。一方で、朝食前に食べる「茶粥」を特定の地域では「お茶の子」と呼ぶ
木っ端とは、用材を切った際に残る木の切れ端、木屑のこと。木屑は、火を起こす時には早く燃え上がるが、燃え尽きるのも早い。そこから、「あっけないこと」や「たわいもないこと」のたとえとして、「木っ端
胡麻の蠅は、「護摩の灰(ごまのはい)」が「ごまのはえ」と聞き間違えられたことから生じた言葉である。胡麻にたかるハエがそれとなく近づき、しつこくつきまとうイメージとも合わさり伝承された。「胡麻の
秋の彼岸の頃に花を咲かせることから、「彼岸花」と命名された。彼岸花の伝来は中国からとされるが、日本への伝来時期は多くの説があり不明。「曼珠沙華(発音はマンジュシャケ)」の名は古くから見られるが
ボイコットは、英語「boycott」からの外来語で、農場の管理人であったイギリス貴族のチャールズ・ボイコット大尉(Charles Boycott)の名前に由来する。1880年頃のアイルランドで、ボ
ライオンは、英語「lion」からの外来語。「lion」はフランス語の「lion」、ラテン語の「leo」に由来し、ギリシャ語の「leon」まで遡ることができる。ギリシャ語の「leon」は、「メス
ボタンは、古く中国から渡来した植物で、漢語「牡丹」の音読み。牡丹の「牡」は「オス」の意味で、雄しべや雌しべが花弁に変わり、種子ができていくところから、「牡」と形容されたもの。「牡」は、呉音では