未(未年)の語源・由来
漢字の「未」は、まだ枝が伸びきらずにいる木の部分を描いたもの。『漢書 律暦志』では、「昧曖(まいあい)」の「昧」と解している。これには、果実が熟しきっていない未熟な状態を表すという解釈と、「暗
漢字の「未」は、まだ枝が伸びきらずにいる木の部分を描いたもの。『漢書 律暦志』では、「昧曖(まいあい)」の「昧」と解している。これには、果実が熟しきっていない未熟な状態を表すという解釈と、「暗
サルスベリは樹皮が滑らかで、木登りが得意なサルさえ滑り落ちて登れないことからの名前。「ヒメシャラ」や「リョウブ」の別名として「サルスベリ」が用いられるのも、樹皮が滑らかなところからである。サル
さいたま市は、平成13年(2001年)、浦和・大宮・与野の3市が合併した際の公募による新命名。「さいたま」の名は、県名「埼玉」をひらがな表記したもの。埼玉の由来詳細は、「埼玉県」にて解説。
蒲焼きの語源は諸説あり、以下の順に有力とされる。昔は、開かずに竹串に刺して丸焼きしていたが、その形が「蒲の穂(がまのほ)」に似ていたことから「がま焼き」と呼ばれ、転訛して「かば焼き」になったとする
山梨の地名の由来は、バラ科ナシ属の「ヤマナシ」の木が多いことからという説が通説となっており、奈良時代には既に「山梨郡」として見られることから妥当な説である。その他、「なし」は「成す」の連用形「成し
渋谷区は、昭和7年(1932年)10月1日、豊多摩郡が東京市に編入される際、渋谷町、千駄ヶ谷町、代々幡町が合併して誕生した。渋谷は戦国末期から見られる地名で、平安末期頃には存在したと考えられている
菊池の地名は、文武2年(698年)に「鞠智(くくち)城」で見え、平安時代の『倭名類聚抄』にも「菊池」に「久々知(くくち)」の注釈があり、「くくち」が転じて「きくち」になったと考えられる。「くくち」
岡山市は近世の城下町名に由来し、鎌倉時代から見られる地名。岡山の由来詳細は、「岡山県」にて解説。
「おふくろ」という言葉は、室町時代から存在する語であり、現代では主に男性が使用しています。しかし、1603年の『日葡辞書』によれば、「おふくろ」は「女性が普通用いる言葉だが、男性も使用する言葉」とされ
備長炭は、元禄年間(1688~1704)に、紀州国田辺(現在の和歌山県田辺市)の備中屋(びっちゅうや)長左衛門が、ウバメガシを材料に作り販売を始めたことから、「備長炭」の名がついた。備長炭は炎や煙
ボストンバッグは「和製英語」で海外では通じないと言われることもあるが、英語「Boston bag」からの外来語で和製英語ではない。「Boston bag」という名前は、アメリカのボストン大学の学生
静岡市は、明治2〜4年の藩名に由来する。静岡の由来詳細には、「静岡県」にて解説。