日の語源・由来
日は元々「太陽」を指し、太陽は昇り沈むことから「一日」も表すようになった言葉である。『名義抄』には「日、陽、火 ヒ」とあり、太陽は燃え盛っているものなので、「火」と同源と考えることができる。し
日は元々「太陽」を指し、太陽は昇り沈むことから「一日」も表すようになった言葉である。『名義抄』には「日、陽、火 ヒ」とあり、太陽は燃え盛っているものなので、「火」と同源と考えることができる。し
前は目の向いている方向の意味で、「ま(目)」と「へ(方・辺)」からなる語。「目」が「ま」となるのは、「まぶた」「まつげ」などと同じく複合語の中で用いられる形。前の「へ(え)」のように、「へ(方
食べるは、「お与えになる」の意味の尊敬語「たぶ(賜ぶ・給ぶ)」の謙譲語。本来は、上位者からいただく意味で用いられた言葉である。転じて、頂いて飲食する意味となり、更に「食う」の意味となった。
インタビューは、英語「interview」からの外来語。日本では主に取材に用いられる語だが、英語では会見や対談、入社などの面接も意味する。「inter」は、「互いに」「相互に」という意味の接頭
おたふくは、多くの福を呼ぶ顔の女性という意味から、「多福」になったとする説が有力とされる。おたふくの頬が膨れているため、「ふぐ」や「膨れる」と関連付ける説も多いが、「福」と「膨れる」を洒落ただけと
うるさいの語源は、「心」を意味する「うら」の母音交替形「うる」に、「狭い」を意味する形容詞「さし(狭し)」が付いた「うるさし」である。うるさしは、何らかの刺激で心が乱れ、閉鎖状態になることを意味し
おいしいの「お」は接頭語、「いしい」は形容詞「美し(いし)」に「い」が付いた言葉で、漢字の「美味しい」は当て字。「いし」は、「好ましい」「優れている」「見事だ」という意味で用いられ、それらの意味か
スパイは、英語「spy」からの外来語。古期フランス語では「見張る者」の意味があり、印欧語で「見る」を意味する語幹「spek」に由来する。主にスパイ活動は、国防や軍事のために行われるものを言うが
旅の語源には、「たどる日」「他日(たび)」「外日(とび)」「外辺(たび)」「飛(とび)」「発日(たつび)」「他火(たび)」「給(たべ)」のほか数多くの説がある。古くは、遠い土地に限らず、住居を離れ
うまいの原義は「味が良い」で、語源は果実が熟して甘美な味になるところから、動詞「うむ(熟む)」の形容詞化と考えられる。古くは、甘味なものが美味(うまい)とされており、特に果物がその対象であった。
老舗は動詞「為似す・仕似す(しにす)」に由来し、「似せる」「真似てする」などの意味から、江戸時代に家業を絶やさず守り継ぐ意味となり、長年商売をして信用を得る意味で用いられるようになった。やがて、「
痛いは「痛む(いたむ)」と同根で、程度の甚だしさ・ひどさを表す「いた(甚)」から派生した形容詞。本来、痛いは肉体的・精神的に程度の激しい刺激を受けた時の感覚を広く指し、「非常に素晴らしい」「甚だし