おたふくの語源・由来

おたふくは、多くの福を呼ぶ顔の女性という意味から、「多福」になったとする説が有力とされる。
おたふくの頬が膨れているため、「ふぐ」や「膨れる」と関連付ける説も多いが、「福」と「膨れる」を洒落ただけと考えられる。
昔は、おたふくのような顔立ちが、福を呼ぶ好ましい顔立ちとされていたが、美意識の変化から、不細工な女性を罵る語としても用いられるようになった。
お多福面に似ていることから名付けられたものには、「おたふく風邪」や「お多福豆」がある。

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