ストールの語源・由来
ストール(stole)は、中世のカトリック聖職者が、ミサなどで肩から膝下まで垂らす細長い帯状の布(肩掛け)も表すことから、これが変化したものといわれる。また、古代ローマの既婚女性が着た、くるぶしあ
ストール(stole)は、中世のカトリック聖職者が、ミサなどで肩から膝下まで垂らす細長い帯状の布(肩掛け)も表すことから、これが変化したものといわれる。また、古代ローマの既婚女性が着た、くるぶしあ
「ぼう」は、「棒」の呉音読み。漢字の「棒」は、「木」と「奉(両手でささげる)」からなる会意形声文字で、両手で捧げ持つことのできる細い木の意味。古くは、棒術に使う武具や、刑罰の道具としての「棒」
貴人の座るところを「御座(ござ)」と言った。そこに敷かれる畳を「御座畳(単に「御座」とも)」と言い、座ったり寝たりするのに用いるむしろを「御座筵(ござむしろ)」と言うようになった。その「ござむ
ハッカは、ミントの漢名「薄荷(ハクカ)」の転訛。漢名「薄荷」の由来は、葉を蒸留してハッカ油を採ると、わずかな量にしかならず、運ぶ時に荷が少なくて済むところからといわれるが定かではない。ハッカの
巾着の「巾」は、「頭巾(ずきん)」や「布巾(ふきん)」にも用いられる語で、「布切れ」の意味。肌身に着けて携帯する布切れ(袋)なので、「巾着(巾着袋)」と言うようになった。巾着は、火打ち道具を入
マタタビの語源には、旅の途中で倒れた人がこの実を食べたら元気になり、又旅(またたび)ができるようになったからという説があるが、強壮作用を誇張し洒落たもので、全くのでたらめである。平安時代の本草書『
痔は呉音で「ヂ(ジ)」、漢音で「チ」と読み、漢字音に由来する。漢字の「痔」が病垂れに「寺」と書くため、お坊さんが座禅で痔になりやすいなど「寺」に関連付けた俗説も多くあるが、寺とは全く関係ない。
秘書の初出は、中国の歴史書『漢書』といわれる。ここでは「宮中の蔵書」の意味で用いられ、監理する役所を「秘書省」、管理する職は「秘書監」といって、「秘書」のみでは「職(仕事)」や「人」を表していなか
しゃっくりは、「しゃくり泣き」「しゃくり上げる」などで使う「しゃくり」が音便化した言葉である。しゃくりは、くりぬく意味の「さくり」が変化した言葉で、「しゃっくり」「しゃくり」「さくり」は同じ意味で
ナナカマドは、7度かまどに入れても燃え残ることからとする説が定説となっている。しかし、燃え残るというのは、この木をかまどに入れる目的が火をおこすところにあるため、木炭の原木として使用される視点で考
みやげの語源には、よく見て選び、人に差し上げる品物を「見上げ(みあげ)」といったことから、「見上げ」が転じて「みやげ」になったとする説。「屯倉(みやけ)」からの品物の意味で、「みやげ」になったとす
子の語源には、「こまやか(細小)」の意味とする説。胎内で凝りて子となることから「こる(凝る)」の意味とする説。「小」の意味など諸説ある。上記の中で、「小」の意味とする説が妥当とされる。