あくせくの語源・由来
あくせくは、漢語「齷齪(あくさく)」の音変化した言葉で、「齷齪」からは「あくせき」「あくせい」などの語も生じた。「あくさく」から「あくせく」の音変化は、「急く(せく)」からの類推と思われる。漢
あくせくは、漢語「齷齪(あくさく)」の音変化した言葉で、「齷齪」からは「あくせき」「あくせい」などの語も生じた。「あくさく」から「あくせく」の音変化は、「急く(せく)」からの類推と思われる。漢
呼び水は、ポンプで揚水しようとしても水が出てこない場合に、別に用意した水のこと。この水をポンプの胴内に入れ、中の空気が逃げないようにして水を引き上げることから、水を誘い出すために用いる水なので「呼
稲の語源は以下の通り諸説あり、「食糧」「生命」「寝具」「原産地」の何に重きを置くかによって見解が異なる。稲は食糧として重要なものであることから、「いひね(飯根・飯米)」の意味とする説。稲は食糧
とんやは、「とひや(といや)」が転じた語。平安末期、荘園領主に年貢を運送するため、港で米の管理などをしていた「問職(といしき)」という職務があった。鎌倉以降には、問職が物資の保管・輸送・取引の
フェロモンは、英語「pheromone」からの外来語。「pheromone」は、「運ぶ」を意味するギリシャ語「pherein」と、「ホルモン」を意味する英語「hormone」が合成された語で、19
ギャグは、英語「gag」からの外来語。息が詰まった時に出す擬音語が原義で、会話を中断させるような動作であることから、「gag」は「猿轡(さるぐつわ)」や「言論の抑圧」も意味する。笑わせるために
互角は、牛の角に由来する言葉である。牛の左右の角は長短・大小の差がないことから、二つのものが同等であることを「牛角」と言うようになった。『平家物語』や『太平記』では「牛角」の表記が見られる。
「水入らず」は、異なるものが調和せず、親しい者だけが集まった状態を表す言葉で、「油に水」と対比されます。具体的には、親しい者同士が交わる様子を「油に水が入っていない」とたとえています。この表現では、油
いもうとは、「いもひと(妹人)」が転じた語で、「いもと」とも言う。古く、「いも(妹)」は男性が胴腹の姉妹や妻・恋人などの女性に対し、親しみをこめて呼ぶのに用いた語で、「いもうと」も同様の意味で用い
みぞおちは「水落ち(みずおち)」が変化した語で、飲んだ水が落ちる所という意味である。「みぞおち」の語は明治以降に見られ、1603年『日葡辞書』では「Mizzuvochi」とされている。漢字
江戸時代の方言辞書『物類称呼』に「襦袢、北国及び東奥の所々にて、ててらといふ」とあり、襦袢の異名で「ててら」と呼ばれていたことが分かる。江戸末期には、丹前とほぼ同じ物を指すようになり、現在では丹前
ビーバーは、英名「beaver」からの外来語で、古期英語の「beofor」に由来する。遡ると、褐色を意味する印欧基語「bhe-bhru-s」に辿り着き、ビーバーの体色が語源であることがわかる。