一張羅の語源・由来
一張羅は「一挺蝋(いっちゃうらう)」が訛った語。(「いっちゃうらう」は現代仮名では「いっちょうろう」)一挺蝋とは、まだろうそくが高価なものであった時代、予備のない一本だけのろうそくをいった言葉であ
一張羅は「一挺蝋(いっちゃうらう)」が訛った語。(「いっちゃうらう」は現代仮名では「いっちょうろう」)一挺蝋とは、まだろうそくが高価なものであった時代、予備のない一本だけのろうそくをいった言葉であ
ひょっとこは、火吹き竹で火を吹いた表情をしていることから、「火男(ひおとこ)」が転じ「ひょっとこ」になったとされる。火男は東北地方の「竃神(かまどがみ)」といわれ、火男の神は「ひょうとく」とも呼ば
冷奴の「奴(やっこ)」は、近世、大名行列の先頭で槍や挟み箱をもつ役の「槍持奴(やりもちやっこ)」のこと。槍持奴が着ていた半纏には、「釘抜紋」と呼ばれる四角い大きな紋がついており、その紋の形と似てい
アルバムは、ラテン語で「白い」を意味する「albus」の中性形「album」に由来する。「album」は「石灰」を意味し、そこから「白い掲示板」をさすようになった。さらに、「掲示板」の意味から
アヒルは、中国で作られた品種が渡来したとされ、室町時代頃から飼育されていた。アヒルの語源には、水掻きのついた足が広く大きいことから、「足広(アシヒロ)」を略した「アヒロ」が転じたとする説がある。
漫才は、本来は「万歳(萬歳)」と書き、「万年」や「いつまでも栄えるように祝う」ことを意味した。中世以降、新年に宮中や寺社などで祝い言を述べ、舞を舞う「千秋万歳(せんずまんざい)」が、漫才の原型とな
1933年頃にイギリスで流行したこの髪型は、ロンドンのウエストエンドにある繁華街「Regent Street(リージェント・ストリート)」の緩やかなカーブにたとえ、「リーゼント」と呼ぶようになった。
マスカラは、英語の「mascara」からの外来語。「mascara」は、「覆う」を意味するイタリア語の「maschera」が語源で、英語の「mask(マスク)」と同源である。まつ毛だけでなく、
ひよこの語源は、「ヒヨヒヨ」と鳴くことから鳴き声の「ヒヨ」に「雛」の意味で「子」がついたか、鳴き声の「ヒヨ」に親しみを込めて添える接尾語の「こ」であろう。小刻みに跳ねるように動くさまを「ひょこひょ
バストは、英語「bust」からの外来語。「bust」はイタリア語「busto(ブスト)」に由来し、「busto」は「墓」「火葬場」を意味するラテン語「ブストゥム」に由来する。「墓」を意味する言
パエリアは、スペイン語「paella」に由来するが、これは元々「金属製の鍋」を指す言葉で、金属製の専用鍋を用いて調理することから米料理の名前となった。「paella」は、ラテン語で「開いている」「
丼の語源は、江戸時代、一杯盛り切りの飲食物を出す店を「慳貪屋(けんどんや)」と言い、そこで使う鉢が「慳貪振り鉢(けんどんぶりばち)」と呼ばれていた事から、それが略された「どんぶり鉢」といわれる。慳