祝詞の語源・由来
のりとの「のり」は、「宣言する」や「言う」を意味する動詞「のる(宣る・告る)」の名詞形。のりとの「と」は、「所」の意味、「もの」の意味、「呪言」の意味とする説がある。「ことど」の「ど」など神に
のりとの「のり」は、「宣言する」や「言う」を意味する動詞「のる(宣る・告る)」の名詞形。のりとの「と」は、「所」の意味、「もの」の意味、「呪言」の意味とする説がある。「ことど」の「ど」など神に
モズの語源は諸説あるが、鳴き声に関するものが多く、中でも「モ」は鳴き声、「ズ(ス)」はウグイスやカラスと同じく、鳥を表す接尾語とする説が有名である。「ス」は妥当であるが、代表的な「モズの高鳴き」と
秋波は中国語で、秋の澄み切った水の波を意味する語。それが、女性の涼しげな目元のたとえとなり、さらに、男性の気を引くためにする色っぽい目つきの意味となった。この色目を使うことを「秋波を送る」と言
アカペラは、イタリア語「a cappella」からの外来語で、直訳すると「礼拝堂風に」という意味になる。元々は、礼拝堂で歌われる宗教曲の様式をいったもので、必ずしも無伴奏という訳ではなかったが、楽
ペンションは、フランス語「pension」からの外来語で、英語も「pension」である。元々「pension」は「年金」を意味する語で、年金生活者が自宅の空き部屋を学生寮や下宿式のホテルにしたた
現代では「あさりのしぐれ煮」などハマグリ以外の貝を使ったものや、「牛肉のしぐれ煮」など、生姜入りの佃煮全般を言うようになったが、元は、近世より桑名の名産として有名になった「時雨蛤(しぐれはまぐり)」を
キセルは、「管」を意味するカンボジア語「khsier」に由来し、漢字で「煙管」と書くのは当て字。キセルの起源は、15世紀にヨーロッパから東アジアへ鉄砲が伝来した頃、ポルトガル人が使っていたパイプを
香具師の語源は、以下の通り諸説ある。1.薬の行商の元祖 弥四郎の名前とする説で、「弥四」と書くのはこの説に由来する。2.野武士が飢えをしのぐために薬を売っており、「武」が略されて「野師(やし)
コンピューターは、英語「computer」からの外来語。電子計算機が登場する以前は、計算する人の意味で「computer(コンピューター)」の語は用いられていた。計算する意味の動詞「compu
落語は、落ちのある話の「落とし咄(おとしばなし)」から生まれた言葉である。近世初期頃、「京・大坂・江戸」の三都で落語は生まれたが、当初は「噺・咄・話(はなし)」と呼ばれ、上方を中心にした「軽口咄(
古くは「カナ」と「カンナ」の両方の語形が見られるが、一般的な音変化とすれば「カナ」から「カンナ」になったと考えられる。「カ」は、「カリ(刈り)」もしくは「カキ(掻き)」の意味。「ナ」は、「ナ(
戒名の「名」は、元来、仏門に帰依した者に対し、生前に授けられた名をいった。「受戒して仏門に入った者の名」であるから、「戒名」である。日本では中世末期頃から見られ、近世の檀家制度に基づき、戒名は