泰斗の語源・由来
泰斗は「泰山北斗(たいざんほくと)」の略で、出典は『唐書』韓愈伝賛。「泰山」とは中国五岳の一つで、山東省中部にある名山。「北斗」とは北斗星(北斗七星)のこと。泰山と北斗は誰からも仰ぎ見られ
泰斗は「泰山北斗(たいざんほくと)」の略で、出典は『唐書』韓愈伝賛。「泰山」とは中国五岳の一つで、山東省中部にある名山。「北斗」とは北斗星(北斗七星)のこと。泰山と北斗は誰からも仰ぎ見られ
篠突く雨の「篠」とは、細くて群がって生える竹や笹の総称「篠竹」のこと。「篠突く」は、篠竹を束ねて突き下ろすように、細かいものが集まって飛んでくるさまをいう。激しく降る大雨は、篠竹を束ねたものが
切り盛りの本来の意味は切って盛ることで、食べ物を切って器にうまく盛り付けることをいった。転じて、料理に限らず、家計や店の経営など物事をうまくさばくことも、「切り盛り」と言うようになった。食べ物
上代には「くひびす」「くびひす」と呼ばれ、「くびす」「きひびす」などの形に変化し、中古以降に「きびす」にも変化した。その後、「くびす」が基本の形、「きびす」が日常語として使われていたが、近世以降に
きざはしの「きざ」は「きざ(刻)」の意味。「はし」は「はしご」や「橋」の「はし」と同じく、かけ離れたところに渡すものを表す「はし(階)」であろう。きざはしは「きだはし」とも言うことから、長さや
カンツォーネは、「歌」「歌謡」を意味するイタリア語「canzone」からの外来語。「canzone」はフランス語の「シャンソン」と同源で、「歌う」「賛美する」「合図する」などを意味するラテン語「c
かたいの語源は、金石などが触れ合った時の「カタカタ」という音からといった説もあるが、「形・型(かた)」と同源であろう。「形・型(かた)」は固まった状態を表しており、それを崩さない状態が「かたい」で
仏教語で、生前の悪業の報いで餓鬼道に堕ちた亡者を「餓鬼」という。これは、「死者」を意味するサンスクリット語「Preta(音写は薜茘多(へいれいた)」の漢訳。「餓」は「飢え」の意味から付け加えら
婿の語源には、娘の夫として家に迎える意味から、「迎子(むかふこ)」とする説。反対に、「向子(むかこ)」「向ふ子(むかふこ)」など、息子の親の立場から見て、他家に向かう子とする説がある。「婿」は
物憂いの「憂い」は、「心苦しい」「つらい」といった意味の形容詞。物憂いの「物」は、「物悲しい」「物寂しい」など、形容詞の上について「なんとなく」の意味を含ませる語である。
買うの語源は、品物を手に入れたりサービスを受けるために、お金と交換するところから、「かふ・かう(交・替・代・換)」と考えられる。買うの漢字「買」は、「貝」が「財貨」、その上が「網」で、網が被さって
踏ん切りの「踏ん」は、「踏む」の連用形「踏み」の撥音便化で、元は「踏み切り」。「踏み」は足で踏む行為を表す語だが、荒々しく縛る意味の「ふん縛る」、捕まえるを強調して言う「ふん捕まえる」など、「踏ん