からすみの語源・由来
からすみは、中国から渡来した墨「唐墨(からすみ)」に形が似ていたことからの命名。昔は冷蔵技術がなく、常温保存されていたため、時間が経つと色が黒くなり、形だけでなく色も唐墨に似ていたといわれる。
からすみは、中国から渡来した墨「唐墨(からすみ)」に形が似ていたことからの命名。昔は冷蔵技術がなく、常温保存されていたため、時間が経つと色が黒くなり、形だけでなく色も唐墨に似ていたといわれる。
カーキ色の「カーキ」は、英語「khaki」からの外来語。「khaki」は、ペルシャ語で「埃(ほこり)」や「土埃(つちぼこり)」を意味する「khak」が、ヒンディー語に入り「khaki」となって「く
ピーコートは英語からの外来語で、「pea coat」と表記するが、この「pea」は「豆(えんどう豆)」のことではない。ピーコートの語源には、「ピー(pea)」が「錨(いかり)の爪」の意味とする説と
ダッフルコートの「ダッフル(duffel)」は、ベルギーのアントワープ市近郊の町の名前。ダッフル地方で作られた厚手の生地は「ダッフル」と呼ばれ、その生地で作られたコートなので「ダッフルコート(du
カンカン帽は、麦稈真田(ばっかんさなだ)という麦わらを平たくつぶして真田紐のように編んだ素材をプレスで固く成型し、ニスや糊でぬり固めてある。そのため、叩くと「カンカン」と音がするほど固いことから、
明治初期の自由民権運動の高揚期、演説の取締りが厳しくなったため、代わりに歌の形で街頭演説したことから、「演歌」という言葉が生まれた。やがて、街頭でバイオリンを弾きながら歌い、歌の本を売る者を「演歌
ちくわが作られ始めた頃は、この食品が「かまぼこ」と呼ばれていた。桃山時代になると、現在「かまぼこ」と呼ばれている板付きのものが作られるようになり、そちらが「かまぼこ」と呼ばれるようになった。そ
タランチュラは、イタリア南東部の都市「タラント(Taranto)」に由来する。タラントには毒グモが多く生息し、この毒グモに噛まれると「タランティズム」という病にかかり、「タランテラ」という踊りを踊
まぶたは「目の蓋(ふた)」の意味で、「ま」は「目」が複合語の中で用いられる時の形。古くは、「まなぶた」と言い、「な」は「の」の意味の古い格助詞である。「まぶち」は「まぶた」が変化した語ではなく
コブラは、英語「cobra」からの外来語。えりを広げて威嚇する姿から、コブラはラテン語で「colubram cappello(頭巾を被ったヘビ)」と呼ばれた。「colubram(コルブラム)」
タングステンは、英語「tungsten」からの外来語であるが、元はスウェーデン語で「重い石」を意味する。1781年にスウェーデンの科学者カール・ヴィルヘルム・シェーレが、灰重石から三酸化タングステ
ミサイルの語源は、「飛ばしうるもの」「投げられるもの」を意味する形容詞「missile」に由来する。「missile」は、ラテン語で「飛ばす」「投げる」を意味する「mittere」から派生した語で