おがくずの語源・由来
おがくずの「おが(大鋸)」は、二人がかりで挽く大きなのこぎりのこと。「おが」で木材をひいたときに出る「くず」なので、「おがくず」と言うようになった。大きなのこぎりを「おが」というのは、「大(お
おがくずの「おが(大鋸)」は、二人がかりで挽く大きなのこぎりのこと。「おが」で木材をひいたときに出る「くず」なので、「おがくず」と言うようになった。大きなのこぎりを「おが」というのは、「大(お
羊水は、羊膜の内側を満たす液であることからの名。羊膜は英語で「amnion」といい、「amnion」はギリシャ語で「仔羊」を意味する「amnos」に由来する。羊膜の語源が仔羊であるのは、生まれ
てっちりは、「鉄のちり鍋」が略され、「鉄」を促音化した言葉である。鉄は「ふぐ」のことだが、てっちりは「鉄のように硬いちり鍋」という意味ではない。ふぐには猛毒があり、「当たると死ぬ」という意味か
頭陀袋の「頭陀(ずだ)」は、「捨てる」「落とす」を意味する梵語「Dhuta」の音訳で、衣食住に関する欲望を払い、修行・行脚する意味の言葉である。頭陀行を行う僧が、経文や衣服などを入れ、首にかけて持
毛の語源には、生える物の意味で「生(き・け)」からや、「細(こ)」が転じたとする説、「気(き)」の転など10種以上の説があるが、「生(き・け)」とする説が有力と考えられている。毛は全身のほとんどを
ニスは、英語の「varnish」、オランダ語の「vernis」からの外来語で、最初に使われたギリシャの地名に由来するといわれる。日本では本来の発音に近い「ワニス」の呼称が用いられ、古来からある「漆
玄翁は、玄翁和尚が殺生石を砕いたという、以下の『玉藻前(たまものまえ)伝説』に由来する。白面金毛九尾の狐が美女に化け、「玉藻前」と名乗って鳥羽上皇の寵愛を受けていたが、陰陽師に正体を見破られて、那
おどりは、動詞「をどる(おどる)」の連用形「をどり(おどり)」が名詞化した語。「踊り(踊る)」の語源は、「お」が「尾」。「どる」が「とどろく」の意味とする説や、「繰り返す」という意味の「ヲツ」と関
三度笠は、三度飛脚が被っていたことから付いた名。三度飛脚とは、江戸時代に江戸・大坂・京都などを毎月定期的に三度往復した飛脚のことである。三度笠には、三度飛脚が被ったことから「飛脚笠」、深く被る
「ぎゃふん」の語源は、「ぎゃ」と「ふん」の二つの感動詞に由来しています。ここでの「ぎゃ」は驚き叫ぶさまを表し、「ふん」は「ふむ」と同じく承諾を示します。明治時代以降に見られる言葉で、江戸時代には「ぎょ
いとこ煮は、堅いものから順に煮ていく料理である。そのため、「追い追い煮る」の意味から「追い追い」と「甥々(おいおい)」を掛けた洒落で、「いとこ煮」と呼ばれるようになったというのが定説となっている。
笛の語源には、「ふきえ(吹柄)」や「ふきえ(吹枝)」の意味、吹くと良い音が出ることから「ふえ(吹吉)」や、音色からなど諸説ある。弦楽器の総称「琴」を「弾き物」、管楽器の総称「笛」を「吹き物」と対比