ギアラの語源・由来
ギアラの語源には二説ある。ひとつは、胃といっても腸のような働きをすることから、「偽の腹」の意味で「ぎはら(偽腹)」が訛ったとする説。もうひとつは、米軍基地で働いていた人が報酬の代わりに貰ってい
ギアラの語源には二説ある。ひとつは、胃といっても腸のような働きをすることから、「偽の腹」の意味で「ぎはら(偽腹)」が訛ったとする説。もうひとつは、米軍基地で働いていた人が報酬の代わりに貰ってい
ゼニガメは、イシガメの子の甲羅が江戸時代の硬貨「銭」に似ていることから付いた名。その銭は、寛永通宝一文銭といわれている。また、ゼニガメの甲羅は楕円形のため、その形や大きさから天保通宝百文銭とも
コリー(collie)は、古くから牧羊犬として用いられており、「役立つ」という意味のゲール語が語源といわれる。また、顔と足先の黒いヒツジが、古英語で「石炭の黒」の意味の「コリー」と呼ばれており、そ
薩摩揚げの「薩摩」は、現在の鹿児島県西部にあたる薩摩地方のこと。薩摩地方の名産であることから、主に関東地方で「薩摩揚げ」と呼ばれるようになった。鹿児島では「薩摩揚げ」を「つけあげ」と言い、関西
フトモモは、中国名の「プータオ(蒲桃)」に由来する。「プータオ」が沖縄方言で「フートー」となり、「フトモモ」となった。中国名では、蒲桃の「蒲」が「プー」、「桃」が「タオ」に当たるので、「プータ
平安時代末から「ライノトリ」、江戸時代から「ライチョウ」と呼ばれるようになった。ライチョウの語源には、天敵を避けるためカミナリが鳴るような時に活発に活動することから、「雷の鳥」になったとする説。
オットセイはアイヌ語で「onnep(オンネプ・オンネップ)といい、これが中国で「膃肭(オツドツ)」と音訳された。中国ではオットセイの陰茎が強精剤として珍重され、薬の名前を「膃肭臍(オツドツセイ)」
硫黄を古くは、「ユワウ(ユオウ)」と言った。『和名抄』には、「硫黄」に「ユノアワ」の訓があることから、「ユアワ(湯泡)」が転じて「ユワウ(ユオウ)」となり、「イオウ」になったといわれる。硫黄の
エゴマの「ゴマ」は、種子がゴマの実に似ているところから。エゴマの「エ」には、油をとるところから「え(得)」と、味が良い意味で「え(良)」の説があり、前者が有力とされている。しかし、エゴマの油を
アオダイショウの「アオ」は、背面が青みがかった色をしていることからの名前。「ダイショウ(ダイシヤウ)」は、「ダイジャ(大蛇)」の音変化で、本来、アオダイショウは「アオダイジャ(青大蛇)」であったと
ガチョウは、現代では「鵞鳥」と表記されるが、古くは「鵝」の文字が用いられ、単に「ガ」と呼ばれていた。「鵝」は「ガガ」と鳴く声を写した「我」と「鳥」との会意で、ガチョウの「ガ」は鳴き声が語源となる。
江戸時代まで、人は元服や出世に伴ない名前を変えたことから、魚の名前が変わることを出世に見立てて「出世魚」と呼ぶようになった。出世魚が名前を変えて呼ばれるのは、大きさや外見・食味の変化のためである。