上田市の語源・由来
上田市の前身である上田町は、戦国時代に築かれた上田城の城下町名に基づくが、「上田」は築城以前から見られる名で、鎌倉末期の「上田荘」が古い。上田は段丘上の田地の意味か、「上」に場所を示す接尾語の「た
上田市の前身である上田町は、戦国時代に築かれた上田城の城下町名に基づくが、「上田」は築城以前から見られる名で、鎌倉末期の「上田荘」が古い。上田は段丘上の田地の意味か、「上」に場所を示す接尾語の「た
でこぼこの「でこ」は、「おでこ」など出ているものを表す語で、「出る」の意味からと思われる。でこぼこの「ぼこ」は、くぼみや穴がたくさんあるさまをいう「ぼこぼこ」や、物が凹んだり、穴があいたりするさま
もどかしいは、動詞「もどく(擬く)」の形容詞形。もどくは、他のものに似せる、真似するの意味と、対立して相手を非難するの意味があり、前者の意味では、その連用形を名詞化した「がんもどき」がある。も
長野は、善光寺平のやや傾斜した長い原野に由来。長野の由来詳細は、「長野県」にて解説。
ダイナマイトは英語「dynamite」からの外来語で、「力」を意味するギリシャ語「dynamis」に由来する。1866年にアルフレッド・ノーベルが発明したダイナマイトは、ニトログリセリンを珪藻土に
驕りは「驕る」の連用形の名詞化。驕るの語源には、大きがることをいう「大ごる」の意味、「おおほこる(大誇る)」の意味、思い上がるの意味から「あがる(上がる)」の母音交替形など諸説ある。人にごちそ
萩は近世の城下町名による名で、古い形では戦国期に「萩之内」で見える。地名の由来には「ツバキ(椿)」の「ツ」が省略された説もあるが、秋草の「ハギ(萩)」が生い茂っていたことに由来する説が妥当であろう
唐変木は、近世以降見られる語。語源ははっきりとしないが、漢字表記の「唐変木」を元に、唐(中国)から伝わった風変わりな木の意味に由来する説がある。センダンやセンダン科の香椿(チャンチン)を「唐変
ビンタの「ビン」は、こめかみ周辺の毛の「鬢(びん)」のこと。「タ」は「手」で、ここでは「辺り」を意味し、元々、ビンタは鬢の辺り、首や頭などを表す語であった。体の一部分を表した「ビンタ」が、鬢の
根から水を吸い上げる力が強く、早春に枝を切ると、水のような樹液が多量に流れ出ることから、「ミズキ」の名がある。樹液が多いため、火災予防として庭に植えたりもする。
ツバメは、奈良時代から「ツバクラメ」「ツバビラク」「ツバメ」、平安時代には「ツバクラメ」「ツバメ」と呼ばれていた。江戸期には「ツバクラメ」は古語となり、「ツバメ」「ツバクラ」「ツバクロ」が主流とな
流行るは「逸る(はやる)」と同源で、「はや(早)」の動詞化。はやるは「一つの対象にひかれ、そちらに進む」を意味し、そこから「時めく」「世に広がる」などを意味するようになったのが「流行る」、「焦る」