佐渡市の語源・由来

佐渡市は、平成16年(2004年)に佐渡島の10市町村が合併して誕生した市で、島名に由来する。
飛鳥期に「佐渡国」で見え、川水が集まる湿地の「沢田」に由来すると考えられている。
佐渡の国は「雑太郡(さはたぐん)」の一群で構成されており、その群内には「雑太郷(さはたごう)」という郷名がある。
この「雑太」は当て字で、原義は「沢田」である。
「さはた(さわた)」に「佐渡」の字が当てられ、「さど」と読むようになったのであろう。
狭い海路の意味で「狭門」「狭処」「狭戸」などに由来する説もあるが、広い日本海に浮かぶ島を表すには適しておらず考え難い。

出典:佐渡市 – 語源由来辞典

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