鉢合わせの語源・由来
鉢合わせの鉢は、その形状から「頭蓋骨」、さらに「頭」も表すようになった語で、はちまきの「はち」も「頭」のことである。合わせは「ぶつける」の意味で、元々、鉢合わせは出会いがしらに頭と頭がぶつかり合う
鉢合わせの鉢は、その形状から「頭蓋骨」、さらに「頭」も表すようになった語で、はちまきの「はち」も「頭」のことである。合わせは「ぶつける」の意味で、元々、鉢合わせは出会いがしらに頭と頭がぶつかり合う
「了解」「了承」「承知」「承諾」はすべて、他者の要求や情報に対して同意や認識を示す言葉ですが、そのニュアンスには微妙な違いがあります。「了解」とは、相手の言っていることや提案した内容を理解した
ハロウィンの語源は、「All Hallow’s Even」を短縮した「Halloween」であり、「Hallowe’en」とも表記されます。この言葉は「諸聖人の祝日の前夜」を指し、古代ケルト人の秋の収
覆水盆に返らずの「覆水」とは、こぼれた水のこと。「盆」は水などを入れる平たい鉢のことである。一度こぼれた水は二度と元の盆に戻らないことから、別れた夫婦は復縁しないことや、取り返しがつかないことのた
「猫も杓子も」は、寛文8年(1668年)の『一休咄』に「生まれては死ぬるなりけりおしなべて 釈迦も達磨も猫も杓子も」と記されており、それ以前にも使用例が見られますが、正確な語源は不明です。以下はいくつ
「努める」「勉める」「勤める」「務める」、これらの言葉はどれも努力や奮闘に関連した意味を持ちながら微妙な違いがあります。まず、「努める」は、勉学、サービス向上、健康への努力など、力を尽くして行
ありきたりは、動詞「在り(有り)来たる」の連用形が形容詞として用いられるようになった語。「あり(在り・有り)」は「存在すること」、「来たる」は動詞の連用形に付いて「し続けて現在にまで及ぶ」を意味す
月並みは、元々「毎月」「月ごと」「毎月決まって行うこと」などを意味する語であった。そこから、和歌・連歌・俳句などで行うなう月例の会を「月並みの会」と言うようになり、俳句の世界では「月並俳諧」という
マンネリは、英語「mannerism(マンネリズム)」の略で、芸術や文学、演劇などの型にはまった手法や、様式や態度への強い固執などを意味する。「マンネリズム」は、「行儀」「作法」「礼儀」や、きまり
印鑑・はんこ・印章は全て同じものと思われがちだが、厳密には、はんこと印章は同じもの、印鑑はそれらと違うものを指す。印章(はんこ)は、木・竹・石・角・象牙・金属・合成樹脂などに、文字や記章を彫り
はんこは「版行・板行(はんこう)」が音変化した言葉で、漢字で「判子」と書くのは当て字である。版行(板行)は、図書や文書を判木で印刷し発行することで、刊行や出版と同じ意味。それが、鎌倉時代から、
「押印」と「捺印」と「押捺」は、いずれも印判を押すことをいうが意味に異なる部分があり、一般的な社会習慣としては微妙な使い分けもされている。押印は、当用漢字の制定により、当用漢字外であった「捺印