挙げ句の果ての語源・由来
「挙げ句(挙句)」とは連歌や連句の最後の七・七の句のことで、最初にくる句は「発句(ほっく)」という。最後にくる句であることから、最終的な結果や結末を意味し、「◯◯したあげく」の形で用いられるように
「挙げ句(挙句)」とは連歌や連句の最後の七・七の句のことで、最初にくる句は「発句(ほっく)」という。最後にくる句であることから、最終的な結果や結末を意味し、「◯◯したあげく」の形で用いられるように
結局の「結」は物事のしめくくり、「局」は囲碁や将棋などの勝負ごとを意味し、本来、結局は囲碁などで一局打ち終えることをいった。そこから、「結末」や「物事の終わり」の意味として広く一般にも使われるよう
とどのつまりの読み・別表記とどの詰まりとどのつまりの意味結局のところ。行き着くところ。多く、思わしくない結果に終わった場合に用いられる。語源由来辞典「とどのつまり」の類語・言い換え
「けったい」は、占いの結果を指す名詞「卦体(けたい)」が促音化して生まれた言葉です。もともとは「卦体が悪い」という表現で、縁起が悪いことを示していましたが、略されて「卦体」のみが使われ、「忌々しい」や
漢字の「変梃」は、「梃(てこ)」のみ当て字である。へんてこは「変(へん)」に接尾語の「てこ」がついたもので、「へんちき」も同様に接尾語「ちき」がついたもの。共に、近世から見られる言葉である。
珍しいの本来の語形は「めづらし」で、賞賛することを表す動詞「めづ(愛づ)」の形容詞形である。「めづ」に賞賛の意味があるように、「めづらし」は「もっと見ていたい」「素晴らしい」といった感情を表す語で
滑稽の語源には、「滑」は「なめらか」、「稽」は「考える」の意味とする説。「稽」は酒器の名で、酒器から流れ出るように、弁舌が滑らかであることからとする説。「滑」が「乱」、「稽」が「同」の意味で、
面黒いは、「おもしろい」と「つまらない」の相反する意味で用いられた言葉である。おもしろい意味の面黒いは、近世江戸の通人や職人が使っていた。面白いの「白」をもじって「黒」にし、「面白い」をし
つまらないは、動詞「詰まる(つまる)」に打ち消しの助動詞「ない」がついた「詰まらない」。「詰まる」は動けなくなる状態のほか、行動や思考が行き詰る状態も意味する。そこから、「納得する」「決着する
しょうもないは、本来「しようもない(仕様もない)」で、発音のしやすさから変化したもの。「仕」は当て字で、動詞「為る(する)」の連用形「し」。「仕様」は「するさま」のことで、方法や手段を意味した
噴飯ものの読み・別表記ふんぱんもの/噴飯物噴飯ものの意味おかしくてたまらない出来事。笑いものになるような、みっともない事柄。語源由来辞典「噴飯もの」の類語・言い換え失笑噴飯/滑稽/
笑止の読み・別表記しょうし笑止の意味ばかばかしいこと。おかしいこと。語源由来辞典「笑止」の類語・言い換えばかばかしい/おかしい/笑止千万/滑稽/噴飯もの/失笑噴飯/片腹痛い/傍ら痛