ナナカマドの語源・由来
ナナカマドは、7度かまどに入れても燃え残ることからとする説が定説となっている。しかし、燃え残るというのは、この木をかまどに入れる目的が火をおこすところにあるため、木炭の原木として使用される視点で考
ナナカマドは、7度かまどに入れても燃え残ることからとする説が定説となっている。しかし、燃え残るというのは、この木をかまどに入れる目的が火をおこすところにあるため、木炭の原木として使用される視点で考
みやげの語源には、よく見て選び、人に差し上げる品物を「見上げ(みあげ)」といったことから、「見上げ」が転じて「みやげ」になったとする説。「屯倉(みやけ)」からの品物の意味で、「みやげ」になったとす
子の語源には、「こまやか(細小)」の意味とする説。胎内で凝りて子となることから「こる(凝る)」の意味とする説。「小」の意味など諸説ある。上記の中で、「小」の意味とする説が妥当とされる。
ポシャるは、「帽子」を意味するフランス語「シャッポ」の倒語「ポシャ」を動詞化した語といわれる。降参することを「シャッポを脱ぐ」「シャッポだ」と言うことから、「駄目になる」「失敗する」ことを「ポシャ
春一番は、古くから石川県能登地方・三重県志摩地方より西の地方で船乗りが使っていた言葉が、気象用語として使われるようになったもの。船乗りが「春一番」と呼ぶようになったのは、強風による漁師の遭難に由来
胸ぐらの読み・別表記むなぐら/胸倉/胸座胸ぐらの意味着物を着たとき、左右の襟が重なる合わせ目のあたり。語源由来辞典「胸ぐら」の類語・言い換え胸尽くし/胸/胸部/バスト/ブレスト/チ
こむら返りの「こむら」は、平安時代以降から見られる語で「ふくらはぎ」を指す。平安末期の漢和辞書『類聚名義抄』に「転筋 コムラガヘリ」とあり、こむら返りは、ふくらはぎの筋肉がひっくり返ったような感じ
石鹸は、「固い鹸」の意味として日本人が考えた造語である。「石」は、固い物の意味。「鹸」は、塩水が固まったアルカリの結晶、また灰をこした水のことで、アルカリ性で洗濯にも使えることから、本来は「鹸
未亡人は、文字通り「いまだ死なない人」の意味に由来する。かつて中国では、夫が死んだら妻もそれに従うという観念があり、そのような習慣に背く者が謙譲の意味で使ったのが「未亡人」で、元来は自称の語であっ
フリーマーケットの「フリー」は「自由」ではなく、昆虫の「ノミ(蚤)」のことで、「free」ではなく「flea」である。フリーマーケットは、「蚤の市」を意味する英語「flea market」からの外
三文判の「三文」は、江戸時代以前の通貨で、一文銭三枚のこと。時代により価値は異なるが、千文が一貫、四貫文が金一両で、三文は非常に安価な額となる。そこから価値の低い物や、安い物に対して「三文」は
しわは、萎縮する意味の動詞「しわむ(皺む)」が語源と考えられる。その他、しわの語源には「シオレ(萎れ)タルルもの」の意味とする説や、「しわ(肉輪)」の意味などがある。