ポストの語源・由来
ポストは、英語「post」からの外来語。「post」は、「あるところに置く」「配置する」「立てる」といった意味のラテン語「ponere」の過去分詞男性形が、フランス語「poste」を経て16世紀に
ポストは、英語「post」からの外来語。「post」は、「あるところに置く」「配置する」「立てる」といった意味のラテン語「ponere」の過去分詞男性形が、フランス語「poste」を経て16世紀に
為替は、現金と手形を交替させることから、動詞「かわす(交わす)」の連用形が名詞化された語。中世には「かわし(かはし)」と言い、江戸時代に「かはせ(かわせ)」と言うようになった。漢字の「為替」は
バレンタインデーの「バレンタイン」は、3世紀にローマで殉教したキリスト教徒の英語名で、イタリア語では「ヴァレンティーノ」という。3世紀当時のローマ皇帝クラウディウス2世は、兵士達の戦意に支障をきた
萎えるの語源には、「な(菜)」のように柔らかくなるところからや、「なゆる(直放)」の意味など諸説ある。萎えるは、文語ではヤ行下二段活用の「なゆ」なので、「な(和)」や「なぐ(和)」をヤ行活用した語
すべからくは、動詞「す(為)」に助動詞「べし」が付いた「すべし」が、ク語法で「すべからく」となった語。ク語法は、活用語の語尾に「く」「らく」が付いて名詞化する語法であるため、本来は「すべきであるこ
テキ屋の語源は、以下の通り諸説ある。1.当れば利益を得るため、的に矢が当たることになぞらえたとする説。2.「香具師(やし)」の「や」と、似た性質を表す時に用いられる「的(てき)」から「やてき」
あばずれの「あば」は、「暴れ者」「暴くれ者」など、乱暴者の意味の「あば」から。もしくは、軽率な者を意味する「あばけ者」の「あば」からで、「あば」に世間擦れする意味の「擦る」の連用形「擦れ」がついた
糸目とは、揚げた凧のバランスをとるため、表面につける数本の糸のこと。糸目をつけていない凧は制御できないため、風に任せて飛んでいってしまう。そんな糸目をつけていない凧にたとえ、制限なくお金を使う
お吸い物やおにぎりに巻いて楽しむとろろ昆布は、常備していると何かと便利な食材です。しかしもうひとつ似たような食材でおぼろ昆布というものがあるのはご存じでしょうか。見た目は昆布を薄くした加工品ではあ
ハハコグサの別名「御形」の本来の読みは「オギョウ」で、ゴギョウは春の七草の一つとしてあげる際の俗称である。「御形」の「御」は接頭語で、「形」は「人形(ひとがた)」を表す。草餅がよもぎで作られる
スミイカは、釣り上げた時など大量に墨を吐くことから付いた名。普通、「スミイカ」と言えば「コウイカ」を指すが、「シリヤケイカ」を「スミイカ」と呼ぶこともある。
オキナグサの「翁(おきな)」は、おじいさんの意。開花後、羽毛状に長く伸びる白い雌しべを老人の銀髪や白ひげにたとえて、「翁草」と呼ばれるようになった。「オキナグサ」という名は、漢名の「白頭公(ハ