クラシックの語源・由来
クラシックは、英語「classic」からの外来語で、「学級」を意味する「class(クラス)」と同源。古代ローマの市民階級の最上階級をラテン語で「classici」といい、「classis」や「c
クラシックは、英語「classic」からの外来語で、「学級」を意味する「class(クラス)」と同源。古代ローマの市民階級の最上階級をラテン語で「classici」といい、「classis」や「c
古いは、動詞「ふる(古・旧)」の形容詞形。動詞の「ふる」は、「へる(経る)」の古形「ふ」の連体形「ふる」から転生した語で、「ふるす」「ふるぶ」「ふるめく」など、多くの語を派生させている。古いは
懐かしいは、慣れ親しむ意味の動詞「なつく(懐く)」が形容詞化された語。本来、「慣れ親しみたい」「身近に置いておきたい」といった感情表現で用いられ、「かわいらしい」「手放したくない」といった意味でも
昔は現在と対立し、現在から向かって過ぎ去った時を表すことから、「むかう(向かう)」の「むか」と同源であろう。むかしの「し」は、「方向」を表す「し」とする説や、「むかしへ」の下略で「いにしえ(いにし
胡乱は室町時代に禅宗を通して日本に入った漢語で、「胡(う)」「乱(ろん)」ともに唐音である。モンゴル高原で活躍した遊牧騎馬民族「匈奴(きょうど)」を「胡(えびす)」と言い、胡が中国を攻撃した時、住
矛盾の出典は中国の『韓非子』で、以下の故事に基づく。その故事とは、楚の国に矛と盾を売り歩く商人がおり、矛を売る時には「この矛はとても鋭いので、どんな堅い盾でも突き通す」と言い、盾を売る時には「この
きな臭いの語源には、「きぬくさい(衣臭い・布臭い)」の転、「きのくさい(木の臭い)」の意味、「き」が「香」の意味など諸説ある。きな臭いの類語に「うさん臭い」があるが、うさん臭いの「臭い」は「らしい
眉唾は、眉に唾をつければ狐や狸に化かされないという、俗信から生まれた言葉である。江戸時代には、騙されないよう用心することを「眉に唾をつける」や「眉に唾を塗る」などと言っていた。明治時代に入り、
おかしいの語源には、好意的に興味を持って迎えることから、「招き寄せる」意味の動詞「をく(招く)」の形容詞形とする説と、「愚かなこと」「馬鹿げていること」を意味する名詞「をこ(痴・烏滸)」の形容詞形とす
小首を傾げるの「小首」は、体の部位ではなく、首のちょっとした動作についていう語で、「小(こ)」は接頭語。「傾げる(かしげる)」は、「傾ける」の意味。江戸時代には同義の「小首を傾ける」「小首をか
「昆布」の文字は、奈良時代の『正倉院文書』には既に見られるが、当時の訓は「ひろめ」や「えびすめ」であった。「ひろめ」は幅が広い海藻の意味で、「えびすめ」は蝦夷地の海藻を意味している。『色葉字類
氏の旧かなは「うぢ」。語源は諸説あるが、「外」に対する「内・中(うち)」の意味、また「家系」や「家柄」「身分」「地位」を表す「筋(すじ)」の意味とする説がよい。「うち(内・中)」の「ち」が濁音