別れの挨拶「さようなら」の語源・由来を解説
さようならは、「左様ならば(さやうならば)」の「ば」が略され、挨拶になった表現です。現代の表現に置き換えれば、別れ際に言う「じゃあ、そういうことで」といったものに相当します。「さやうならば」は、「そう
さようならは、「左様ならば(さやうならば)」の「ば」が略され、挨拶になった表現です。現代の表現に置き換えれば、別れ際に言う「じゃあ、そういうことで」といったものに相当します。「さやうならば」は、「そう
本来、「みかた」は天皇の側を意味した語で、そこから天皇の軍勢や朝廷の軍隊の意味が生じ、さらに対立する一方の側をいうようになった。漢字の「味方」「身方」は共に当て字で、この言葉に「味」や「身内」とい
虎視眈々の出典は、五経の一『易経』の「虎視眈眈、其ノ欲遂遂タレバ咎无シ」。「虎視」は虎が獲物を狙い見ること。「眈々(眈眈)」は鋭い目つきで獲物を狙うさまを意味する。つまり、虎が鋭い目つきで獲物
ロボットは、英語「robot」からの外来語。「robot」は、1920年にチェコスロバキアの作家 カレル・チャペックが、機械文明の発達と乱用に対する批判をテーマにした戯曲「R・U・R(ロッサムの万
モロヘイヤは、アラビア語「molokheiya」からの外来語であるが、発音はエジプト方言に由来する。モロヘイヤ(molokheiya)は、「王様の野菜」を意味するアラビア語「ムルキーヤ」が語源とな
アンケートは、フランス語「enquête」からの外来語。「enquête」は調査や質問を意味し、その語源は「探し求める」を意味する俗ラテン語「inquarere」に由来する。日本初のアンケート
たかをくくるの「たか」は、「生産高」「残高」など物の数量や金額を見積もった時の合計額のことで、数量の程度を表す「高」である。「くくる」は「まとめる」「物事に区切りをつける」の意味で、この程度(高)
玄関は、中国『老子』の「玄の又玄なる衆の妙なる門」に由来し、日本では鎌倉時代に禅宗で用いられた仏教語。「玄」は奥が深い悟りの境地を意味し、「関」は入り口のことで、玄関は玄妙な道に入る関門、つまり奥
部屋の語源は、別々に隔てた家の意味から「隔屋・戸屋(へや)」である。ふつう居住性のあるものを「部屋」と言うが、古くは小さい付属建物や小屋にも用いられ、物置などにも「部屋」の語は用いられた。アパ
引導を渡すの原義は、人々を導いて仏道に入れること。そこから、葬儀の時、導師の僧が棺の前で、死者が迷わず悟りを開くよう法語を唱えることを意味するようになった。これは死んだことを分からせる儀式であ
カリフラワーは、英語「cauliflower」からの外来語。「cauliflower」の「cauli(コーリ)」は、元々、ラテン語で「茎」を指す言葉であった。これがフランス語で「キャベツ」を意
家の旧かなは「いへ」で、語源は諸説ある。古くは「小屋」を指し、「小さな家」をあらわす「庵(いほり)」の「いほ」と同根とする説。「寝戸(いへ)」や「睡戸(いへ)」など、「い」が「寝る」を意味し、