京都府の語源・由来
京都の地名は、「首都」を意味する漢語に因む名である。延暦13年(794年)に平安京へ遷都されて以来の名称であるが、固有名詞として「京都」と呼ぶようになったのは院政期といわれる。江戸時代に入ると
京都の地名は、「首都」を意味する漢語に因む名である。延暦13年(794年)に平安京へ遷都されて以来の名称であるが、固有名詞として「京都」と呼ぶようになったのは院政期といわれる。江戸時代に入ると
「贔屓(ひいき)」の「贔」の漢字は、貝(財貨)を三つ合わせて背負うことを示し、「屓」は鼻息を荒くすることを表しています。この二つが組み合わさり、「贔屓」は鼻息を荒くして力を込める、または力を入れて助け
渡りに船は、川を渡ろうとする時に、渡し場に都合よく船がいるというところから、必要なものが揃ったり、望ましい状態になったりして好都合なことをいうようになった。仏教の書物『法華経‐薬王品』にある「如子
「川」の字が「111」に見えることから、111歳を呼ぶようになったものだが、111歳には「皇寿」を用ることの方が多い。川寿の祝い方は、基本的に還暦と同じだが、百歳を超えた祝いには基調色が決まってい
お盆は、サンスクリット語「ullambana(ウラムバナ)」の音写「盂蘭盆(うらぼん)」の略。「盂蘭盆」を「お盆」や「盆」と略して呼ぶようになったのは、盆に供物などを盛り、先祖の霊をもてなすことか
でんでんむしは、「出出虫(ででむし)」の変化した語で、「電電虫」や「出ん出ん虫(「出ん」は「出ない」の意)」ではない。「ででむし」の「でで」は、「出る」の命令形「出よ」「出ろ」の意味の「出」を繰り
カッパは、ポルトガル語「capa」からの外来語で、漢字の「合羽」や「雨合羽」は、江戸時代から使われ始めた当て字である。16世紀頃、日本に来航したポルトガル人によってラシャ製の「capa」が伝えられ
「あげまん」の「まん」は漢字で「間」と表記され、巡り合わせや運を指し、その運を向上させることから「あげまん」と呼ばれると言われています。この説は、「まん」が運を上げる行為や縁起を直す「間直し(まんなお
水仙の原産は地中海沿岸だが、中国を経由して日本へ伝来したため、漢名の「水仙」を音読みして「スイセン」と呼ぶようになった。室町時代の漢和辞書『下学集』から「水仙」の名が見られる。漢名の「水仙」は
『大草殿より相伝聞書』に「金魚とは口の黄なる鯉の事にて候」とあり、これを基に「黄の魚」が「黄ん魚」となり「金魚」に転じたとする説もあるが、光り輝く鱗を「金」と表現したと考えるのが自然である。金魚は
サラブレッドは、英語「thoroughbred」からの外来語。「thoroughbred」は、「完璧な」「徹底的な」を意味する「thorough」と、「育ち」「繁殖」「品種」を意味する「breed
岐阜の地は古く「井口(いのくち)」と呼ばれていたが、永禄10年(1567年)、当時「井口城」や「稲葉山城」と呼ばれていた城を織田信長が陥落し、「岐阜」に改称した。正式な改称時期は、「井口を改めて岐