巳(巳年)の語源・由来
漢字の「巳」の原字は、頭と体ができかけた胎児を描いたもので、子宮が胎児をつつむさまを表す「包」の中と同じである。そのため、十二支の「巳」は、植物に種子ができはじめる時期と考えられる。『漢書 律
漢字の「巳」の原字は、頭と体ができかけた胎児を描いたもので、子宮が胎児をつつむさまを表す「包」の中と同じである。そのため、十二支の「巳」は、植物に種子ができはじめる時期と考えられる。『漢書 律
オムレツは、フランス語「omelette」、英語「omelet」からの外来語で、「薄い金属板」を意味するラテン語の「lamina」に由来し、「ラミネート(laminate)」と同源である。「lam
田尻の地名は、明治22年(1889年)、町村制の施行により、吉見村と嘉祥寺村が合併した際の新命名。合併当初は「日根郡田尻村」で、明治29年(1896年)に泉南郡が成立して「泉南郡田尻村」となり、昭
浜松は、『和名抄』に「遠江国敷智郡浜松郷」とあるのが古い。それ以前は、奈良初期の『伊場木簡』に「浜津(はまつ)」とあり、それが転じて「浜松(はままつ)」になったと考えられる。「浜津」は「浜の津
アメリカは、イタリアの探検家で地理学者のアメリゴ・ヴェスプッチの名前に因み、ドイツの地理学者マルティン・ヴァルトゼーミュラーによって命名された地名である。クリストファー・コロンブスより遅く渡航した
港区は、昭和22年(1947年)3月15日、当時の赤坂区、麻布区、芝区が合併して誕生した区。港区の名は合併時の新命名で、新たな区名として「城東区」と「東港区」を構想した。協議の結果、東京港の発
サイコロの「サイ」は、漢字「簺」の字音で、すごろくを打つことやダイスを意味する。古くは「サイ(采)」と呼んでいたが、丸いものや小さいもの、転がるものなどに添えられる接尾語「コロ」が付き、「サイコロ
リスは、漢語「リッス(栗鼠)」の促音「ッ」が脱落し「リス」となった。漢語「栗鼠」は、栗などの実を食べるネズミに似た動物であることからの名で、「クリネズミ」の意味である。「リツ(栗)」は漢音、「
企てるの古形は「クハタツ」で、平安中期の『源氏物語』にも見られる語。「クハタツ」の語構成は、「クハ」+「タツ」。「クハ」は「くるぶしから先の部分」や「足の裏」を表し、「タツ」は「立つ」で、「ク
博多どんたくの「どんたく」は、オランダ語で「日曜日」「休日」を意味する「Zondag(ゾンターク)」に由来するといわれる。「Zondag」は、「土曜日」や「半日休み」を意味する「半ドン」の語源でも
脚色の「脚」は「根本」の意味で、「色」は表に現れること。古代中国で「脚色」は、その人物の出処が現れたものの意味から、官(役人)になる時に提出する履歴書や身分証明書をいった。のちに、中国の演劇界
将棋盤の桝目の数が9×9の81個あることから、将棋の世界では「半寿」のことを「盤寿」と呼ぶようになった。それが一般にも広まり、「半寿」の代わりに「盤寿」が用いられることもある。