薬指の語源・由来
薬指を古くは「ナナシノユビ」「ナナシノオユビ」「ナナシノオヨビ」と言い、中世頃から「クスシノユビ」「クスシユビ」、江戸時代から「クスリユビ」「ベニサシユビ」と呼ばれ、明治後半以降、「薬指」が一般的な呼
薬指を古くは「ナナシノユビ」「ナナシノオユビ」「ナナシノオヨビ」と言い、中世頃から「クスシノユビ」「クスシユビ」、江戸時代から「クスリユビ」「ベニサシユビ」と呼ばれ、明治後半以降、「薬指」が一般的な呼
惑星は、「恒星」に対する語。規則的に動く星を「恒星」と呼ぶのに対し、惑うように位置を変えることから「惑星」と呼ぶようなった。その不規則さから、「遊星」とも呼ぶ。中国の古代天文学では、木火土
靴下は靴の下に履くものではないため、「靴中」や「靴内」の方が正しいようにも思える。しかし、この「下」は縦ラインで見た位置関係ではなく、表に見えない内側の意味である。「下着」や「下心」も、内側の
ミントは、英語「mint」からの外来語で、フランス語では「menthe(マント)」、ドイツ語では「Minze(ミンツェ)」という。これら「ミント」を表す言葉は、ギリシャ語の「menthe」、ラテン
帽子は漢語で、布で作った被り物の総称。漢字「帽」の「冒」は、目におおいを被せることを示し、「布」と音符「冒」で「かぶせ布」「頭をおおい隠す被り物」を表す。帽子の「子」は、「格子」や「冊子」など
滝は、「水が沸き立つ」「水が激しく流れる」といった意味の「たぎつ(滾つ・激つ)」と同源。奈良時代には、「たき」と「たぎ」の両形が見られる。この頃は、「急流」「激流」など川の流れの激しい所をいい
バーベキューは、「肉をあぶる木製台(木製架)」を意味するハイチ語がスペイン語に入り、「丸焼き」を意味する「barbacoa」となり、英語に入って「barbecue」となった。日本では「B.B.Q.
ランドセルは、背負いかばんを意味するオランダ語「ransel(ランセル)」が転訛した語。幕末時代に兵士の「背嚢(はいのう)」として輸入された、布製のリュックサックのようなものであった。この語が
マシュマロは、アオイ科の多年草「ウスベニタチアオイ」の英語名「marsh mallow(マーシュマロウ)」に由来する。この英語名の語源は、「沼地の葵」という意味からである。お菓子のマシュマロは
すき焼きは江戸時代から見られる名で、鍋の代わりに農具の鋤(すき)の金属部分を火の上にかけ、魚や豆腐を焼いて食べたことから、「鋤焼(スキヤキ)」と呼ばれるようになったといわれる。その他、すき焼きの語
筑前は、現在の福岡県北部・西部にあたる旧国名。筑前地方で好んで作られるこの料理は、一般の甘煮と違い、煮る前に油炒めをすることから、「筑前地方独特の煮物」の意味でこう呼ばれるようになった。筑前煮
『日本書紀』には、馬は百済より献上されたことが記されており、「うま」は漢字「馬」の呉音「ma」に由来する。「ma」の頭字音「m」が強調されて「mma」と発音し、「ウマ」「ムマ」と表記されたと考えら