グレるの語源・由来
グレるは「ぐれはま」の「ぐれ」に活用語尾「る」を付けて動詞化した語である。「ぐれはま」は、「ハマグリ」をひっくり返して成った語「ぐりはま」の転である。これらの語は、ハマグリのを貝殻ひっくり返す
グレるは「ぐれはま」の「ぐれ」に活用語尾「る」を付けて動詞化した語である。「ぐれはま」は、「ハマグリ」をひっくり返して成った語「ぐりはま」の転である。これらの語は、ハマグリのを貝殻ひっくり返す
漢字の「腕白」は当て字。わんぱくの語源は諸説あるが、次の二説が有力とされている。ひとつは、江戸末期の国語辞典『俚言集覧』に「関白の訛音と云へり」とあり、権力者を意味する「関白」が変化し、「腕白
梨園が歌舞伎の世界を意味するようになったのは、唐の玄宗皇帝の故事に由来する。玄宗皇帝は音楽や舞踏の愛好家で、自ら舞楽を教えていた。その場所に梨が多く植えられていたことから、音楽や舞踏を学ぶ者を
摂氏の「摂」は人名の頭文字。摂氏温度は、1742年にスウェーデンの天文学者アンデルス・セルシウスが考案したもので、「セルシウス度」や「セルシウス温度」とも呼ばれている。セルシウスの中国音訳「摂
商いの古形は「あきなひ」で、動詞は「あきなふ」。商人を「あきひと」と言ったことから、「あきなふ」の語構成は「あき」と「なふ」であることがわかる。「なふ」は「おこなふ(行う)」や「おぎなふ(補う
ポン引きの語源には、ぼんやりした者を引っ張って騙すことから、「ぼん引き」が変化したものとする説と、盆の上でやる博打の「盆引き」が変化したとする説がある。江戸時代の歌舞伎の台詞に「ぽん引きといふ者が
「せがれ」は室町時代から見られる語で、古くは女子に対しても用いられた。せがれの語源は、「やせがれ(痩せ枯れ)」の略といわれる。「痩せ枯れ」に由来するのは、中国戦国時代、楚の政治家で詩人の屈原の
踊り場の語源には、以下の二説がある。ひとつは、踊り場付きの階段は、明治時代に西洋建築の伝来と共に採用されたものである。それ以前の階段は、はしごのように一直線に伸びたものだけであった。西洋建
伊達の語源は、「忠義立て」など「ことさらそのように見せる」「いかにもそれらしく見せる」といった意味を表す接尾語「だて(立て)」である。この接尾語が、室町末期頃から名詞や形容動詞として独立した。
サーロインは、英語「sirloin」からの外来語。「sirloin」は、14世紀のフランス語で「surlonge(シュールロンジュ)」と言った。「sur」が「上部」「上の」、「longe」は「
野次馬の「野次」は当て字で、老いた馬を意味する「親父馬(おやじうま)」の「お」が省略された言葉といわれる。老いた馬は仕事に使えず、暴れ馬も仕事に使えないため、「やじ馬」は暴れ馬も指すようになった。
雪辱の「辱」は「辱められる(はずかしめられる)」を意味し、「雪」は「雪ぐ(そそぐ)」「すすぐ」「洗い清める」を意味する。そこから、恥をそそぐことを意味するようになり、前回負けた相手に勝ち、受けた恥