縄の語源・由来
なわの語源は、糸や紐などをより合わせる意味の動詞「なう(綯う)」から。もしくは、藁をより合わせた「なひわら(綯藁)」の略からであろう。漢字の「縄」は、「糸」と「黽」からなる会意文字。本
なわの語源は、糸や紐などをより合わせる意味の動詞「なう(綯う)」から。もしくは、藁をより合わせた「なひわら(綯藁)」の略からであろう。漢字の「縄」は、「糸」と「黽」からなる会意文字。本
銭の字音「せん」が変化し「ぜに」と言うようになった。日本で最初の銭は、683年頃につくられた「富本銭(ふほんせん)」であるが、富本銭が流通貨幣であったか定かでないことから、708年の「和同開珎(わ
実は「身」と同源と思われるが、一音からなる語のため、それ以上の語源は未詳。植物には「実」漢字が、人間や動物には「身」の漢字が当てられるが、和語としての「み」は同じ意味で用いられている。漢字「実
若いツバメという言葉は、明治時代の婦人運動・女性解放運動の先駆者である平塚雷鳥と、年下の青年画家である奥村博史の恋に由来しています。平塚が年下の男性と恋に落ちたことで、彼女を慕う人々の間で大きな騒動が
「どら息子」の「どら」は、江戸時代において怠惰や道楽を指す言葉として独立して使用されていました。この「どら」は、なまけることや放蕩することを表す「のら」が強調された語であり、特に「のらくら」の「のら」
おべんちゃらは、「べんちゃら」に接頭語の「お(御)」が付いた語。べんちゃらの「べん」は、「ものの言いよう」「話しぶり」を表す「弁(べん)」。「ちゃら」は、「でまかせを言うこと」「でたらめ」を意
おかげさまは、他人から受ける利益や恩恵を意味する「お陰」に「様」をつけて、丁寧にした言葉である。古くから「陰」は神仏などの偉大なものの陰で、その庇護(ひご)を受ける意味として使われている。これ
いくさを漢字で「戦」や「軍」と書くのは当て字。いくさの「いく」は、矢を「射る」「射交わす」意味の「いくふ(いくう)」か、「まと(的)」を意味する「いくは」の語根。いくさの「さ」は、「矢」を意味
「鳴り物」とは、歌舞伎で使う太鼓や笛などの楽器のこと。舞台を賑やかに囃し立てるため、このような楽器の伴奏を入れることを「鳴り物入り」と言った。鳴り物を入れて賑やかにしたり、景気をつけたりする意
メロドラマの「メロ」は、「メロメロにする」の「メロ」ではなく、「歌」を意味するギリシャ語「mēlos(メロス)」、「ドラマ」は「劇」を意味するギリシャ語「drama」である。フランス語経由で英語に
めでたいは、漢字で「目出度い」「芽出度い」と表記されるが、いずれも当て字で語源とは関係ない。めでたいの「めで」は、「賞賛する」といった意味の「めづ(愛づ)」の連用形。その「めで」に、程度の甚だ
三和土は、現代では単に「土間」を意味し、コンクリートなどで仕上げたものを言うことが多いが、古くは、土に石灰・にがりなどを混ぜて固めた土間のことを言った。漢字の「三和土」は、これら三種類のものを混ぜ